中質紙・再生紙の印刷・製本

嵩高ラフ中質紙は、とても人気です。ひょっとしてイニュニックだけの事

なのかは判りませんが。OKアドニスラフ、フロンティタフ、モンテシオン

はとてもご要望が多い用紙です。しかし欠点があります。糸かがりを行う

と、とても紙が破れやすいのです。そしてオンデマンド印刷の場合、画像

が劣化しているのが解ります。再生紙なども表現がとても狭められている

のが解ります。オンデマンド印刷などは、ただ単にトナーが用紙の表面に

接着するだけなので、それほど差はないのではないかと思っていましたが

普通の上質紙やマットコートと比較すると明らかに飛んでしまった部分が

あるのが見受けられます。これらの用紙は、表面塗工はしておりませんが

それ上に劣化しているのは、やはり用紙を作る過程の薬剤が影響している

のではないかと考えられます。ファンシー系でも環境にやさしいと云われ

ている紙は押しなべて、印刷は綺麗には上がりません。この辺りを環境を

取るか印刷の仕上がりを取るか、悩ましいところではありますが、全体的

には環境重視に軍配が上がっています。イニュニックは、環境にやさしい

印刷会社としてスタートしました。創業時からファンソンの植物油100

%のインキを使いコスト的には全くの赤字のやせ我慢の経営を凌いでやっ

て来ました。しかし、2000年前後、メーカー達の大豆油インキのウソ

と再生紙のウソが暴かれるに及んで、環境にやさしい印刷屋という看板を

降ろしてしまったのです。そこから20年、そのあたりは、言及しないで

経営を行ってきましたが、やはりと云うか、もう出来るだろうと云うか、

社会は大きく変わり始めている訳で、紙の価値は、きれいに印刷できる

再生紙という場所しか無いのではないか思っています。