ザ・ルーム・ネクスト・ドア
2025 年 2 月 12 日ぽっかり空いた久々の祝日は、映画と外食の為、街に出かけました。
渋谷の街は、相変わらずの観光客で賑っていた。私などは西洋に対
する憧れが強い世代ですが、時代は変わったのかも知れません。確か
に私も西洋に対する見方が違ってきている。映画の候補は「オオカミ
の家」を撮ったチリの監督の「ハイパーボリア人」と「ネクストドア」
かみさんがオオカミの家はもう良いと云うので「ネクストドア」に。
ベネチア国際映画祭で金獅子賞。20分の拍手喝采ですし。しかし私
には、理解できなかった。リアリティが感じられない。AIが造った
本なのかな?CGも使われているのかな?と最後の方は思ったのです。
原作は2013年だからAIは、まだ無いはず。私の感覚が世間とず
れ始めているのか?この辺りの感覚は凄く重要で、こんなにみんなと
違っていたら、私はもう何も喋れない。ショックを感じていたけど、
かみさんも、ハイパーボリア人に行くべきだったと云うので、胸を
なでおろすのですが、「いや待てよ、二人で奇妙な世界に迷い込ん
でいる」可能性もある。年を取ると微妙に感覚がずれて来ますから。
惨たらしく、苦痛に満ちた死をネタに財を成した人が痛いのいやや
と云う風にならないのと違いますやろか?