ハードカバー 上製本パック【布】

表紙仕様 表紙用紙:SN-シャンタン(布クロス)
表紙加工:表紙と背表紙に箔押し(金箔or銀箔or黒箔)
本文仕様 本文用紙:淡クリームキンマリ(72.5Kg)
本文印刷:墨1C/1C(オフセット)
製本 製本方法:上製本(ハードカバー)角背
製本付属:スピン(栞紐)1本/花布
見返し 見返用紙:タント(100Kg)
入稿 完全データ入稿
納期 ご入稿から「約1か月」

上製本パック【布】の色見本一覧

画像をクリックすると拡大表示できます。

SN-シャンタン 色見本
  • 鼠
  • 肌
  • 緑
  • 黄金
  • あさぎ
  • みず
  • 小染(こそめ)

モニター環境により、実物と色が異なる場合がございます。

料金表での注意点

  • 記載している「部数・ページ数」以外のご注文も承っております。
    金額につきましては「お見積りフォーム」よりお問い合わせ下さい。

各サイズの料金表

A5サイズ

50部 100部 150部 200部 250部 300部
表紙+80P 136,600 183,100 216,400 238,500 260,800 273,900
表紙+96P 149,380 196,180 231,280 254,280 277,480 291,480
表紙+112P 162,060 209,860 246,160 270,060 294,160 309,060
表紙+128P 174,840 223,840 261,040 285,840 310,840 326,640
表紙+144P 187,620 237,820 275,920 301,620 327,520 344,320
表紙+160P 200,300 251,700 290,800 317,400 344,200 361,900
表紙+176P 213,080 265,680 305,580 333,180 360,980 379,480
表紙+192P 225,860 279,660 320,460 348,960 377,660 397,060
表紙+208P 238,540 293,640 335,340 364,740 394,340 414,640
表紙+224P 251,320 307,520 350,220 380,520 411,020 432,320
表紙+240P 264,500 321,500 365,100 396,300 427,700 449,900

B6サイズ

50部 100部 150部 200部 250部 300部
表紙+80P 128,200 166,500 198,140 217,300 237,400 248,400
表紙+96P 140,680 179,280 212,720 232,680 253,680 265,580
表紙+112P 153,360 192,760 227,300 248,160 270,060 282,760
表紙+128P 165,840 206,540 241,880 263,540 286,340 299,940
表紙+144P 178,420 220,220 256,460 279,620 302,720 317,220
表紙+160P 190,940 233,900 271,040 295,100 319,100 334,400
表紙+176P 203,520 247,680 285,620 310,580 335,380 351,580
表紙+192P 216,100 261,360 300,100 326,060 351,760 368,760
表紙+208P 228,680 275,040 314,680 341,540 368,040 385,940
表紙+224P 241,260 288,820 329,260 357,020 384,420 403,220
表紙+240P 254,240 302,500 343,840 372,500 400,800 420,400

 

入稿・ご用意頂く物について

ご入稿時ご用意頂く物 「印刷発注」への入力・送信・完全データ・出力見本
詳しくは「ご利用ガイド」をご覧ください。

印刷職人 現場の目利き

【和綴じ本】

日本の伝統的な製本方法によって創られた書籍の事を和装本、または和本と

云います。古くは源氏絵巻などの巻物本、経本折りしたジャバラになってい

るお経の本。経本折りした本文をつなぎ合わせて長くしたものを、折りたた

んで表と裏に表紙を貼り合わせたもので、これも伝統的な和装本に入ります。

一般的に現在の日本で和綴じ本と云えば、四つ目袋綴じの形態の物を云いま

す。片面印刷した本文用紙を印刷面を外にして二つに折ります。二つ折りし

た本文を帳合してページ順になるように重ねます。コグチは紙の折れ目が来

ますので、化粧断裁が出来ません。ここで綺麗にコグチが揃うようにしない

と仕上がりが汚くなります。ここでこよりなどで仮止めをする場合がありま

すがしない場合もあります。コグチを揃えた本文を互い違いに重ねてプレス

機で圧力を掛けていきます。プレスを掛けながら霧吹きで水分を与える事で

折れ目がしっかり潰れて落ち着いていきます。一晩プレスをかけたままにし

て置いておくと翌日には出来上がり、次の工程に進めます。一冊づつ角布を

付けて、表紙掛けをして穴をあけます。ノドの所から10mmぐらいの縦位置

に等間隔になるように穴を4カ所空けます。直径1mm位の小さなものなので、

専用の穴あけ機を使用します。4か所穴が空いたら、糸で綴じていきます。こ

れが本綴じ。糸は絹糸とナイロン糸があります。糸の通し方には、四つ目綴じ、

康熙綴じ、亀甲綴じ、麻の葉綴じの4種類があり、四つの穴の糸の通し方で名

前が変わります。糸を綴じたら表紙に題箋(書名を記した紙片)を貼って完成

です。日本文化特に江戸文化の基層ははかなさです。薄い紙と細い糸を使って、

繊細なはかなさを良しとします。西洋の革張りのハードカバーと比べると知や

文化に対する考え方が正反対のものに感じます。知の体系を組み立てていく西

洋文明といつでも真っ新になって柔軟に新しい知や文化を取り込んでいく和の

文化。和綴じ本はほとんど手作業です。少部数の印刷物に向いています。オン

デマンド印刷の本文に装丁は手作業で和綴じ本などで仕上げても楽しい本が出

来ると思います。