A4横本中綴じ冊子印刷【サンプル4】

仕様 刷色 印刷タイプ 用紙
表紙 両面モノクロ(表:1C・裏:1C) オンデマンド 上質 70K
本文 両面モノクロ(表:1C・裏:1C) オンデマンド 上質 70K
製本 中綴じ    

料金表での注意点

  • 記載している「部数・ページ数」以外のご注文も承っております。
    金額につきましては、「お見積りフォーム」よりお問い合わせ下さい。
  • 色校正は別途料金にて承っております。詳しくは「各種色校正」をご覧ください。

ご入稿と納期について

ご入稿時に必要な物 「印刷発注」への入力・送信・完全データ・出力見本
詳しくは「ご利用ガイド」をご覧ください。
納期の目安 午前10時迄のご入稿で「4日目」発送

各サイズの料金表

A4横サイズ

  表紙+4P 表紙+8P 表紙+12P 表紙+16P 表紙+20P 表紙+24P 表紙+28P 表紙+32P
10部 12,610 13,510 14,410 15,320 16,220 17,130 18,030 18,930
20部 13,050 14,170 15,300 16,420 17,550 18,670 19,800 20,920
30部 13,490 14,840 16,180 17,530 18,880 20,220 21,570 22,910
40部 13,930 15,500 17,070 18,640 20,200 21,770 23,340 24,900
50部 14,380 16,170 17,950 19,740 21,530 23,320 25,110 26,900
60部 14,820 16,830 18,840 20,850 22,860 24,870 26,880 28,890
70部 15,260 17,490 19,720 21,950 24,180 26,420 28,760 31,190
80部 15,700 18,160 20,610 23,060 25,690 28,380 31,060 33,740
90部 16,150 18,820 21,630 24,560 27,490 30,430 33,360 36,290
100部 16,590 19,750 22,930 26,110 29,290 32,480 35,660 38,840
110部 17,360 20,800 24,230 27,660 31,090 34,530 37,960 41,390
120部 18,160 21,850 25,530 29,210 32,890 36,580 40,260 43,940
130部 18,960 22,900 26,830 30,760 34,690 38,630 42,560 46,490
140部 19,760 23,950 28,130 32,310 36,490 40,680 44,860 49,040
150部 20,560 25,000 29,430 33,860 38,290 42,730 47,160 51,590
160部 21,360 26,050 30,730 35,410 40,090 44,780 49,460 54,140
170部 22,160 27,100 32,030 36,960 41,890 46,830 51,760 56,690
180部 22,960 28,150 33,330 38,510 43,690 48,880 54,060 59,240
190部 23,760 29,200 34,630 40,060 45,490 50,930 56,360 61,790
200部 24,560 30,250 35,930 41,610 47,290 52,980 58,660 64,340

印刷職人 現場の目利き

【ダブルトーン】

フィルムのアナログ時代には、写真集の制作でダブルトーンはよく使われた手法です。
スミ1色では写真の紙焼きのような深みが出ないので、補助的にもう1色、グレー版などを作って2色刷りで印刷することによって、モノクロ写真に深みと厚みを出す手法です。

スミ版+グレー版、スミ版+グレー版+濃いグレー版、スミ版+グレー版+シルバー版など、銀色を使うこともありました。大雑把にこれら全てを「ダブルトーン」等と呼んでおりました。ダブルトーンのアナログ写真製版では、ハイコントラストの主版をスミで刷り、ハイライト寄りの中間色をグレーで刷る方法が一般的です。アナログ版時代、175線のフィルムとアナログ刷版の露光制御では細かい階調に限界が有り、それを補う為に考え出された印刷方法だと思われます。ディジタル時代の版の作り方としては、まずグレースケール画像の一つを主版として、コントラストを高めて、シャープネスをかけて、少し輪郭を際立たせます。こちらがスミ版。同じグレースケール画像で、今度は中間色重視の版を作ります。こちらはグレー版。このグレー版は、スミの主版に対して少し角度を変えて印刷します。スミ版の白いところにグレーが入って来ますので、このグレーインキを濃く設定したり、濃い版を作ったりすると真っ黒の写真集になってしまいます。そこは、本機校正をして色の確認を何度も行う必要があります。

最近のディジタル印刷した写真集「A Life with Camera」上田義彦写真集は、全部FMスクリーンで印刷しています。モノクロ写真はFMスクリーン20μのダブルトーン画像。これはやりすぎだと思います。アナログ時代の階調補助の様な技法を、ディジタルのFMスクリーン(AM換算で500線以上)でやるとすれば、グレー版の中間色は相当飛ばしておかなければいけません。暗いばかりの写真になってしまいます。基本的に、AM300線、FMスクリーンの時代には、ダブルトーンはあまり使えない技術かも知れません。フォトショップで大抵の画像は作れますし、CTP刷版も印刷機もそれなりの高レベルな作業技術に応えられるようになっています。ただ、モノクロ写真を4色分解で印刷する場合があります。やはり綺麗です。スミ100%のアミ点の間を、シアン、マゼンタ、イエローが、1%以下の細かさで埋めてくれますので、それなりに階調も上がり深みが出ますが、色転びも出やすいので少し難しいです。

ダブルトーンは、印刷屋との連携と多くの経験がものを言う技術ですので、行うとしたら信頼できる印刷屋に相談する事が必要です。