【ミシン糸】
服飾用の糸と製本用の糸と違いがあるものとばかり思いこんで居ました。方や網上の
緩い生地、此方目の詰まった紙ですから当然強度が違う物と考えます。ですから当然
製本用の糸は、色や太さ等の種類も限られていて限定的だと考えていたのでした。
先日、糸業者さんが営業にお出でになり糸のサンプルを置いて行かれました。あるあ
るその数431種類それが2冊ですから、併せて862種類これにラメ色も30種類。総数900
種類にも及びます。番手も太いのから細いものまで色々有りますが、あまり細い物は
強度に関わりますので使えないですが、これだけ色の選択肢があると想像力は羽ばた
きます。コデックス装やミシン綴じは糸が直接見えるのでここは色に拘りたい処です
ね。一巻(ロビン)2000メートル。3000メートル、4000メートルの物もあります。金
額は500円から800円ぐらいまで。本のサイズにも依りますが、これを4本から6本購入
しなくてはいけません。糸かがりの場合は、いっぺんに縦に上から縫って行きますの
で、糸かがりの数だけ必要です。ミシン綴じは一つ買えば小部数でしたら大体賄えま
す。A4縦の30センチでも3×2000メートルで約6000冊以上作れます。イニュニックに
お出で頂ければご自由にお選びいただけます。