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著者
清水あすか
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判型:B6判
頁数:本文78頁
発刊:2021年5月31日
装画:清水あすか
装丁:清水あすか/株式会社イニュニック
発行者:清水あすか
発行所:株式会社イニュニック
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(清水あすかプロフィール)
1981年八丈島生まれ、八丈島在住
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詩集
'07「頭を残して放られる。」
'09「毎日夜を産む。」
'12「二本足捧げる。」
'16「腕を前に輪にして中を見てごらん。」
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詩と並行して絵の活動も行っている。
絵画個展
'12「まみれる。(CLEAR EDTION&GALLERY)
'14「雨を標本する。(BOOK GALLERY POPOTAME)」
'17「記憶に列する。(ondo kagurazaka)」
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2010年より年3回絵と詩による個人ペーパー、「空の広場(カラノヒロバ)」を発行中。
10号ごとに、ジュンク堂書店池袋本店にて原画展(2013年/2017年/2020年/3階文芸フロア)も開催している。
HP shimizuasuka.web.fc2.com/i/top.html
Twitter @shimizuasuka8
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(詩集について)
「わたしがもう知っているころの形をしていないで、でもわたしも見ていたこの風景の記憶になっていることを膨大な数の線でいうのよ。」(収録詩編「人差指、縦一本線夜、横一本線土。」より抜粋)
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前詩集「腕を前に輪にして中を見てごらん。」のあと、「空の広場」に発表した作品、文藝春秋、詩誌びーぐるへの寄稿、書き下ろしなど含めた24編を収録しました。
自分の知ってる生き方や時間の流れ方とはずいぶんかけ離れた、独自の生態系を持っている生きもの、というのを想像します。
ふだんと同じ、ぼんやりした夕方にいるときでも、今ものすごい勢いで発生してたり、でも夜になる前に絶滅したり、するのかなあ。そうなると立っているだけで、いったいいくつの生態系と同時に生きているのか、途方に暮れるような気持ちになります。一編一編の詩も、生きものです。詩集という形を取ると、また違った生きものになるような気がします
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清水あすか