ご入稿ガイド
「送り先」「ご入稿時に必要なもの」「ご入稿方法」等について、ご説明させて頂いております。
データ、出力見本(プリント出力紙)等の送り先について
郵便番号 | 173-0026 |
---|---|
住所 | 東京都板橋区中丸町 31-3 |
名称 | 株式会社イニュニック |
TEL | 03-5995-6608 |
FAX | 03-5995-6609 |
メールアドレス | nyukou@inuuniq.jp |
ご入稿時に必要なものについて
- 印刷発注書を入力・送信して下さい。
- 完成データ(PDF/X-4又はX-1aをお薦めします)
- 出力見本(プリントアウト出力紙又は、スクリーンショット画像)
「料金と発送日予定のメール」をお送りします。
ご入稿方法について
「WEB入稿」「ファイル便入稿」「メール入稿」「メディア入稿(郵送、ご来店)」等、どのような方法でも大丈夫です。 各方法についての注意点は以下をご覧ください。
WEB入稿について
- 一度に送信できるファイルサイズの上限は「2GB(2000MB)未満」となっております。
- 複数ファイルの場合は、フォルダにまとめて圧縮してアップロードして下さい。
- 詳しくは、こちらのページをご覧ください。
- 出力サンプルを郵送、又はキャプチャ画像等を入稿データに添付し圧縮してアップロードして下さい。
ファイル便での入稿について
- 印刷発注を入力・送信して下さい。
- 「ギガファイル便」や「firestorage」「データ便」「宅ファイル」等がございます。各サイトでの説明に従い、ご利用下さい。
- 入稿データを圧縮してから送信して下さい。
- 出力サンプルを郵送、又はキャプチャ画像等を入稿データに添付してお送り下さい。
メール入稿について
- 印刷発注を入力・送信して下さい。
- 添付されるデータ容量は「10MB」以下にして下さい。
- 入稿データを圧縮してから、メールに添付して下さい。
- 出力サンプルを郵送、又はキャプチャ画像等を入稿データに添付してお送り下さい。
メディア入稿について
- 印刷発注を入力・送信して下さい。
- CD-R・DVD-R・USBでの入稿に対応しております。
- 出力サンプルとご一緒に、弊社へご郵送してください。
印刷データについて
- オーバープリントの設定はしないで下さい。
オーバープリント設定をした場合、文字が抜ける等のトラブルの原因になります。
オーバープリント設定の有無は弊社のデータチェックの対象外ですので、予めご了承ください。 - 画像の解像度は、出力時に300dpi~400dpiになるように調整して下さい。
- WEB上にあった写真は、解像度が72dpiになっております。
印刷では、あまり綺麗に印刷されませんのでご注意ください。 - 線幅を設定するときは0.25ptまたは0.1mm以上に設定して下さい。
- 裁ち落としのある場合は、外側へ3mm塗り足しを付けて下さい。
カラー印刷について
- CMYKカラーモードで編集できるアプリケーションでは、カラーモードは「CMYKカラー」を選択して下さい。
モノクロ印刷について
- データはグレースケールで作成して下さい。
グレースケールではない場合、該当箇所が印刷されない等のトラブルの原因になります。
グレースケールか否かのチェックは弊社のデータチェックの対象外ですので、予めご了承ください。
モノクロ写真画像について
デジタルカメラの撮影は、一番解像度の高いモードに設定して撮影してください。
写真のモノクロ印刷では、諧調や明るさやコントラストをアミ点で表現します。
デジタルカメラで撮影したままの写真では、印刷に適したアミ点にならず、きれいに印刷されないものもあります。 印刷する時のサイズで350dpiになるように、解像度または画素数をお選びください。
Microsoft Word
- カラー写真をグレースケール(図.ツールバーの中)に変換してください。
- 明暗とコントラストで写真を明るくシャープになるように写真を調整してください。
Adobe Photoshop
- モノクロ写真は、モノクロのまま、グレースケールにして下さい。カラー写真は、グレースケールモードに変換し て下さい。オンデマンド印刷、オフセット印刷、印刷する用紙によって画像の調整が必要です。中間色を 明るくし、コントラストをあげ、オフセット印刷時に少し濃い目に印刷すると、黒が締まってシャープな仕上が りになります。モニター画像だけでは、完成させる事は難しいので、本紙校正等が必須条件になります。
無線綴じについて
背表紙について
背表紙に文字等を入れる場合は、背表紙のデータもご入稿下さい。表1、4と背表紙のデータは、バラバラでも一纏めでも、どちらでも構いません。
背表紙の厚さは、(表紙の厚さ×2)+(本文の厚さ×ページ数÷2)から、大凡の厚さが分かります。
製本時に多少の揺れはでますので、厚さギリギリの文字、べた等のデザインはお避け下さい。
ノドについて
背を糊で固めるため、ノド側の3mm位は完全に見えなくなります。
また、10mm位まではかなり見辛いので、文字等重要な情報は入れないほうが無難です。
ワード・エクセル・パワーポイントでのご入稿について
弊社にてPDF変換を行い、データを返送致します。(変換料がかかります)
返送されたデータをお客様の方で校正して頂き、問題無いようでしたら、印刷にかかります。
ワード・エクセル・パワーポイントは、文書の作成時のページ設定の管理をプリンタドライバーにまかせています。
そのため出力環境が変わると、その変わった場所にあるプリンタドライバーで書式設定をしますので、レイアウトやフォントが変わる場合があります。
それに対してアドビPDF/X-4又はX-1aは、一旦作成したら変更の効かないデータ形式のため、事故が起きにくくなります。
変換されたPDFデータは、OSやシステム環境の違いを乗り越えて閲覧・出力する事ができ、ファイルサイズも小さくなりますので、メールで送る場合も便利です。
マックのオフィス(Office)でのご入稿は、お受けしておりません。アドビPDF/X4、X-1aでも文字が消える事があります。
PDFデータについて
- フォントはすべて埋め込んで下さい。
- セキュリティの設定はしないで下さい。
- 無料のPDF変換ソフト等で、不具合の発生しているものもあります。純正のアドビ社アプリケーションのご使用をおすすめします。
- Office(Word・Excel・Power Pointなど)ソフトからPDF作成する場合、斜体や太字などの設定がされていると印刷時に文字化けする恐れがあるので使わないで下さい。
- PDFの注釈機能を使用していると、印刷時に化けたり欠けたりしますので使用しないで下さい。 例)テキスト挿入、テキストボックス追加など
Adobe Indesignデータについて
- PDF書き出ししたものをご入稿下さい。
- プリセットは「PDF/X-4又はX-1a」をお選び下さい。
- 裁ち落としを天・地・ノド・小口に「3mm」づつ付けて下さい。
Adobe Illustratorデータについて
- 入稿用のデータは、Adobe Illustrator(ai)形式かIllustrator EPS(EPS)形式で保存して下さい。
- IllustratorからのPDF形式データ保存は、「PDF/X-4又はX-1a」でお願い致します。
- 「ESP」保存の際の設定は次のように選択して下さい。
「バージョン」変更しないで下さい。
「透明」高解像度。
「フォント」他のアプリケーション用にフォントを埋め込むにチェックを入れて下さい。
「オプション」配置した画像がある場合は必ず「配置した画像を含む」をチェックします。 - 弊社にないフォントは全てアウトライン化、または、保存時に「他のアプリケーション用にフォントを埋め込む」にチェックを入れて下さい。
- トンボをつける場合は、トリムマークで作成して下さい。
- 出力に関係のないオブジェクトやレイヤー、スウォッチ、ブラシ、シンボル、余分なアンカーポイント等は削除してください。
- 書類設定等は次のように設定してください。
「透明」高画質・高解像度
「ラスタライズ」600ppi・高解像度
「グラデーションメッシュ」300ppi - 1つのIllustratorファイルにつき、1ページもしくは2ページ(見開き)の状態で作成して下さい。また、ファイル名に何頁目のデータかを必ず明記して下さい。
Windowsデータについて
- 以下のフォントは使用しないで下さい。
DHP行書体/DHP平成ゴシックW5/DHP平成明朝W3/DHP平成明朝W7/DHP特太ゴシック
DF行書体/DF平成ゴシックW5/DF平成明朝W3/DF平成明朝W7/DF特太ゴシック
弊社にある使用可能なアプリケーション
- Word 2007~2019
- Excel 2007~2019
- PowerPoint 2007~2019
弊社にある使用可能なフォント
- Windows標準搭載フォント
- 上記以外でもフォントを添付して下されば問題ありません。
Macintoshデータについて
弊社にある使用可能なアプリケーション
- Illustrator CS5~CC 最新版
- Photoshop CS5~CC 最新版
- InDesign CS5~CC 最新版
弊社にある使用可能なフォント
- モリサワ フォント(MORISAWA PASSPORT)
- 上記以外でもフォントを添付して下されば問題ありません。
テキスト入力サービス
- 手書き原稿やワープロ原稿のテキスト入力サービスを行なっております。
- 手書き原稿は、なるべくコピーして、タイトルと順番を示す番号を明記して下さい。
- 強制改行を除く、すべての数字・文字・スペースをカウントいたします。
- テキストデータの納品は、メールでの添付ファイルとなります。
- 原稿の状態や量、又は当社の受注状況によっては、お時間をいただく場合もございます。
- 読めない文字は、●▲■等の記号表示になります。
料金 | 500円+0.5円×文字数 |
---|
印刷職人 現場の目利き
オフセットのデータ オンデマンドのデータ
オフセット印刷の網点の一粒は、ブランケットが新品の状態でも95%、水を使っているのでところどころ掠れて90%ぐらいの印刷仕上りになります。 網点の濃さ・大きさの事です 一方、オンデマンドの網点の一粒は、1mm位の至近距離からノズルで紙に向かってピチャッと吹きつけます。 この時、網点の廻りに太陽のフレアの様な点々が付きます。 ですから、オンデマンド印刷では、105%ぐらいの印刷仕上りです。 もう一つ、オフセットは水を使うのですが、オンデマンドは水を使いません。 ここでインキの濃さの違いが出ているのですが、さらにオフセットインキの顔料とオンデマンドトナーの顔料の濃さの違いがあります。 オンデマンドのトナーは青黒いです。濃いです。 その特性を考え乍ら、オフセットとオンデマンドは、データを作り分けないといけません。
さらにモニターのRGBから印刷のCMYKにする時に、印刷用のデータに加工する事も必要です。 光の三原色は、どこまでもすっきり明るくメリハリがありますが、印刷のCMYKは、少し暗くぼやけます。 これを、フォトショップで、元のRGBに近づけながら、CMYKでメリハリのあるスッキリ感を出し、さらにそこから、オンデかオフの分れ道に分け入ります。 実際の写真データより、明らかに明るく見えていますので、まず、中間色を10~15%明るくします。 明るくすると、コントラストが下がりますので、コントラストを上げます。 それからシャープネスをかけますが、その時、オンデマンドの方を少し強めにかけます。 オフセットの方は彩度を上げると良くなります。
それともう一つ。オフセット印刷はどこまでもデータに忠実に再現する事を目標にしています、他のやりようを知らない。 オンデマンド機は、線数を変更したり、電圧を変えたりする事で、少し調子を変える事ができます。 しかしそれ以上にデータ通りでは無い、ちょっとした化粧をしているような気がします。 家庭用のプリンターは、メーカー独自の方法で、プリントしていますので、同じデータで流してもプリンターによって様々な出方をします。 一般的にオンデマンド機はデータに忠実に印刷をすると云う所が、家庭用プリンターと一線を画すところですが、実状はオンデマンドメーカーのプラスαがあります。