オンデマンド機と連動させて、一冊からできる
糸かがりの本
- ■アートブック
- ■卒園アルバム
- ■学術研究所(丸背)
- ■写真集
- ■180度開く楽譜集
- ■オリジナル10年手帳

糸かがりによる製本の特徴はなんといってもしっかり180度開くことです。
オンデマンドプリンターに対応したかがり機の導入によって、小部数のコデックス装・丸背上製本(丸背/角背)などに対応しやすくなりました。
「数冊からでも、ノドまでしっかり開く本を作りたい」と言うご要望にお応えします。
書籍は古来、折丁を糸で縫って1冊にまとめて製作されてきました。
背でかがっているので、平らに開き、丈夫です。本を開いたまま文字を書いたり、複数の本を読み比べる事が出来ます。
しかし100年前、合成化学糊ができて本の製作にも使用されるようになりました。
製造工程も短縮され安価に本が造られるようになりましたが、本のノド元は開かなくなりました。化学糊でもPUR 糊、PO 糊、クータバインディング等の製本方法がありますが、本の強度に不安が残ります。
従来、少部数と言えども糸かがりはオフセット印刷が基本でした。今回のオンデマンド糸かがり機は少部数のオンデマンド印刷でも糸かがり製本が可能な機械です。デジタルペーパーレスの時代に求められる大切な本を長く残せる製本方法、書籍の原点回帰、100年製本の始まりです。


