安保徹さんの決定版、この前の「免疫革命」よりこっちの方がずっと腑に
落ちました。私たちは人生を始めるに中って親や近所のおばちゃんガッコ
の先生、色んな人に世の中の仕組みや気を付けなくてはいけない事、幸せ
になれる方法など様々な事を教わりながら育ちます。しかし、その様々な
事の中にあまり入っていないのがこの人生を乗せる身体の構造なのです。
同じ人間なのに同級生はランボルギーニ並みのスピードで駆け上がって行
くのにこの私は、耕運機並のスピードしか出ない。いくら頑張っても精々
トラクター並の進み方しかしない。ましてや親が唯心論や精神論に傾倒し
たりしていると自分自身も「基本やる気が無いからや」と心の構造ばかり
に気を取られてしまいます。60過ぎてこんな年になって基本中の基本、
能力と喜びと当たり前の幸せのつくり方を教わるなんて「おっそいわぁ!」
てなもんです。今からでも遅ないと考える人全てにお勧めします。
病気になる原因、低酸素、低体温。病気にならないために気を付ける事。
心の不安とストレスに目を向ける(避けるでは無い)。頑張りすぎの生活
を変える。息抜き・リラックスの方法を見つける。身体を冷やさない。身
体に優しい食事をする。有酸素運動を生活に取り入れる。笑いや感謝の気
持ちを大事にする。生きがい・一生の楽しみ・目標を見つける。
二つの避ける事と八つの取り入れる事。健康雑誌やシニア用の本などでは
当たり前の様に何度も繰り返して書かれている内容であまり目新しさは無
いです。しかしその科学的根拠を列挙されると怒涛の様に簡単な事実が流
れ込みながら、しあわせの風船が膨らんでいく実感が在ります、まだ手に
していないのに。血液どろどろとサラサラ。人間は両方を行ったり来たり
している。台湾の整体のおばちゃんに聞いた話。怒り沸騰で赤ちゃんに母
乳をあげると赤ちゃんは死んでしまうことが在る。血液どろどろの効用を
読むと腑に落ちる話です。