佐藤春菜写真展 ギャラリー街道

2020 年 6 月 19 日 金曜日

「旅がしたい」あ~!旅がしたいです。異質なものに触れたい。

異質な物と認知されたい。いつもの変わらぬ肌触りでは無い、向

こうもこっちも吃驚するような、ショックをこの身体で受け止め

たい。まだ国から出ては駄目なんでしょうか?国から出ては駄目

と云うより向こうが入れてくれない?ギャラリー街道、明日の13時

から土日月、2週にわたって6回です。

「鉄の華」長谷川佳江写真集

2020 年 6 月 19 日 金曜日

神戸市長田区の下町鉄工所の写真集です。浜よりの場所にあります。

写真展をやったら、表紙の写真のプリントばかりが凄く売れると云

われます。買っていくのは、普通のおばちゃんだと云います。確か

に良い顔をしています。職人の気迫が満ちている。しかし、それだ

けでは無いのです。この職人さん、この撮影のすぐ前に、医者から

ある宣告をされたと云います。私たちの感性は、そのドラマをその

表情の中に観ている。我々の目が凄いと云うべきか、しっかりそこ

を写している長谷川さんを凄いと云うべきか?鉄工所の年老いたお

っちゃん達、美しいとしか言いようのない表情に撮り結んでいる。

「書肆山住」から発行です。税込2,500です。

訂正 fuzkue 早とちり

2020 年 6 月 19 日 金曜日

昨日、「読書の日記」の本を紹介したのですが、重大な間違いが

ありました。本屋さんでは無いです。喫茶や食事やお酒が飲める

空間やさんです。コンセプトは「本が読める店」実は本そのもの

は、60ページ位までしか読んで居なくて古本屋さんでお茶や食

事も出して、そのまま自由に本を読んでも良いし、買っても良い

店と云う早とちりをしてしまいました。それから昨日、100P

ほど読んだら、仕込みばかりしている事が判明。これはお洒落な

ラウンジと云う様な処なんだと云うのが、現在の理解。もう少し

読むとまた違う要素が出て来るかも知れない。音が無くて踊らな

いクラブとか、静かなハッテンバとか・・・・。まぁ、個人が各

々の頭の中で各々の妄想に導かれるわけですから、静かな戦場で

あったりもするのでしょうね。

文机 「読書の日記」

2020 年 6 月 18 日 木曜日

本屋さんで遠くから見ても異彩を放って居て、するすると吸い寄せら

れるように手に取っていました。NUMABOOKS刊「読書の日記」

阿久津隆さん。装幀が戸塚泰雄さん。今なんか戸塚さんの本、入って

いたような?流石にヌマブックスさん、造本装幀コンクールの常連だ

け在って、造りが一味違う。A6の文庫サイズで670ページ。厚さ

55ミリです。阿久津さんは「fuzkue」と云う本が読める本屋さん件

喫茶店を経営している方で、ウエブサイトの読書日記を纏めた物です。

ここ2.3年は日記と云う形式がとても流行っていて、自分で書くに

せよ、書かれた物を読むにせよ、日常身辺雑記とちょっとした感想で

アナログ的な身体の痕跡を具体的な活字で残そうと機運が現われてい

る感じです。ウエブでは残らないですから。写真アルバムも無い。記

憶もどんどん更新される。もう我々の生が80年の人生の記憶媒体で

は無くて、書いては消していくメディアに過ぎない物になっている。

イニュ日記は、私が印刷ウエブサイトを立ち上げた時からもうかれこれ

14年書いている日記です。最近は丁寧さが無くなっていて、私にとっ

て事件性の有る物ばかり、書く様になっていて、本来の目指していた物

から離れ始めているという自覚は勿論あります。「イニュブック」を始

めたタイミングでサイトの下の方に少し隠しました。商売の邪魔になり

始めている感じが在ります。これをサイトから消してしまうのは少し問

題でして、此処に膨大な文字情報を埋め込んでいるのです。現場の目利

きを充実させながら、イニュ日記のボタンをトップページから消すこと

も考えています。書かない事は無いですが、新規の方に観られない様に

するかもしれません。お気に入りに入れておいてください。宜しくお願

いします。

生命はピュシスの中にある。

2020 年 6 月 17 日 水曜日

生物学者の福岡伸一さんが、どんなウイルスであれ、そのウイルスと

一緒に生きて行くしかないと新聞に書いてくれました。やっとまとも

な事を云う人が出てきたと喜んではいけない。そんな事は、無学な私

でも3月の初めに書いている。菌から逃げる事は出来ない。一緒に生

きて行きそれに合った身体に変化するしかない。生物の進化とはただ

それだけの事。科学者だったら当たり前すぎるほど当たり前の事を今

頃になって云い始めたのは、明後日の全面解除に向けての準備かな?

明日位から「テレワーク」と云う言葉を引っ込めて、「コロナと一緒

に生きて行く」なんて言い出しますよ。エイズとかサーズとかマーズ

とか、出てくるときは華々しいけどいつの間にか消えてる。

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