生命はピュシスの中にある。

2020 年 6 月 17 日 水曜日

生物学者の福岡伸一さんが、どんなウイルスであれ、そのウイルスと

一緒に生きて行くしかないと新聞に書いてくれました。やっとまとも

な事を云う人が出てきたと喜んではいけない。そんな事は、無学な私

でも3月の初めに書いている。菌から逃げる事は出来ない。一緒に生

きて行きそれに合った身体に変化するしかない。生物の進化とはただ

それだけの事。科学者だったら当たり前すぎるほど当たり前の事を今

頃になって云い始めたのは、明後日の全面解除に向けての準備かな?

明日位から「テレワーク」と云う言葉を引っ込めて、「コロナと一緒

に生きて行く」なんて言い出しますよ。エイズとかサーズとかマーズ

とか、出てくるときは華々しいけどいつの間にか消えてる。

棄てられた皇軍兵士たち

2020 年 6 月 17 日 水曜日

棄てられた皇軍兵士と云えば、日本人であれ、台湾人であれ、朝鮮人

であれが外地で戦った人たちは皆棄てられている。シベリア抑留者は

どうぞどうぞとソビエトに差し出された様なモノで、やっと帰ってき

たらアカだ、満州でどんなひどい事をやって来たんだと責め立てられ

て、命令したお偉いさん方は、さっさと内地に帰ってアメちゃんの後

ろに隠れ棲む。新聞も役人も政治家も外地から軍人が帰って来るたび

にアメちゃん、アメちゃんと縋り付く。そんな事を戦後日本はずっと

やって来た。私だって武勲を誇る父をずっと攻めたてて来た。こんな

人の息子であることが恥ずかしかった。しかし戦後を学ぶうちに個人

の責任ではない様に思うようになった。しかし時代に翻弄される個人

と云う立ち位置ではとてもではないが収まらない。悪奴は未だに、我

々のお金を盗み続けている。

台湾高砂族は、アミ族、セデック族、パイワン族、ツオウ族、ブナン

族、ブユマ族の総称です。1895年日清講和条約で中国から割譲さ

れた物。清の時代から中国から渡って来る人たちが在り、台中を中心

に中国人植民地化が少しずつ広がっていました。それまでは高砂族と

中国人移民は、仲が悪かったようで首狩り族として長く恐れられて居

たようです。父の部隊にも高砂族の人はいた様で、度胸の良さと殺す

時の潔さは群を抜いていたと云います。ちなみに銃剣は渡されず、3

0センチぐらいの短刀一本だったようです。日本の台湾統治が始まっ

て一番喜んで尽忠報国に励んだのが高砂族と云います。日本は、中国

人も高砂族も差別はしなかったと云います。より日本人になる為に積

極的に戦おうとした。だから尚更棄てられた気持ちが強い。未だに

「天皇陛下万歳」と云うそうです。父の晩年「天皇陛下が好きなんだ。

これはもうどうしようもないんだ。」と云う言葉を聴きました。教育

と云うのはアイデンティの根幹を作る。理屈やロゴスでも無い、まし

てや歴史や文化に染め上げられている。爺さんは、バルチック艦隊と

戦った軍人でもあります。国の真ん中で悪い事をやる奴に限って愛国

右翼の言説をまくし立てます。

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