【ろ】から始まる用語一覧

蝋引き加工

蝋とはロウソクのロウのこと。蝋を紙に浸透させる加工のことを蝋引き加工といいます。
蝋を紙に染み込ませて何になるの?とお思いになる方もいらっしゃるかもしれませんが、様々な効果があります。
まず第一に、水、油などに強くなります。紙にとって、水は天敵ですが、蝋を染み込ませれば水を弾いてくれます。
そのため、蝋引き加工された紙は、食品の包装材などによく使用されています。
次に透明感が出ます。半透明になり、裏が少し透けるような感じです。
更に色が付いた紙に加工した場合は、色味が深まり、アンティーク感が出ます。
また、紙自体の厚みが増し、強度も上がるのですが、そこに無理矢理シワを付けると
表面の蝋が細かくひび割れ、白くなり、一層のアンティーク感が出ます。
また、手で触れたときの質感が、平滑性があり、しっとりとした質感に変わります。
蝋引き加工に適した紙としては、厚さはある程度あったほうが適度な透明感が出ます。
また、はっきりと色が付いた紙のほうがアンティーク感が強くなります。
逆に凹凸のある紙などは、蝋引き加工すると、風合いが消えてしまうので、不向きです。
蝋引き加工した紙のことを、パラフィン紙、ワックスペーパーなどと呼びます。

ロゴ

図案化・装飾化された文字・文字列のこと。
ロゴタイプの略。
ギリシャ語のロゴテュポスが由来。
会社案内、名刺、封筒、伝票などなど、印刷物にロゴはつきものです。
大抵コーポレートカラーが使用されていますので、色には特に注意して印刷させて頂きます。