「レックショップ」で頭を切って貰いながらいつもの馬鹿話
をしていたら、クラフトコーラなるものが近所にできたと教
えて貰ったのです。コーラを始めて飲んだのは13歳でした。
それまでの飲み物と云えば、麦茶かカルピスか、バヤリース
オレンジ位なものしか飲んだ事しか無かったのにそれはそれは
「コカコーラ」は、衝撃的だったのです。色は黒いは膏薬の様
な匂いはするは、炭酸で異様にゲップは出るはそれは世の中を
知らない事に掛けては、誰にも引けを取らない田舎子どもでは
有ったけどその衝撃度は肥え壷に嵌ったが如くの魂げようだっ
たのです。アメリカの菓子は、グロイのです。強烈な甘さとハ
ッカとシナモンと得体のしれない臭みが在るのです。座間キャ
ンプの家をハロウィンで廻って貰ってきたと云う菓子を食べて
アメリカ精神の本質を垣間見たのはごく最近、20年前の事で
した。しかし13歳の私はその麻薬の様な味に魅了されたので
す。そりゃーもう麦茶なんて馬のションベンぐらいに思わされ
たものです。だから未だに、年に何回か飲んだりするのです。
瓶入りのペプシが良いのですが滅多に見かけない。でっ、そん
な話を聞いて行かない訳ないじゃありませんか?しかし20人
ぐらい行列作っているの見てあっさり素通り。まっそんなもの
です。爺さんがプロの漢方をやっていた人の様で、薬の調合は
お任せあれとの事です。木の革とか種の潰したのが浮遊してい
るようで、そこを面白いと見るかそんなのコーラじゃないと云
うか、そこはシッカリ世代が別れる処ですね。炭酸が入らない
のが少し気になります。コーラはゲップを楽しむモノですから。