ヘレディタリー/継承

2020 年 6 月 4 日 木曜日

映画館が解禁になってやっと見ることが出来ました。アリ・アスター監督の

長編第1作のホラー映画。評判通り凄い作品でした。この監督の構成力は本

当に素晴らしい。最初の1分が全てです。森の中の1軒の家、ズームで寄っ

て行きます。開けられた窓からズームで画面が寄って行くとミニチュアの家

の模型が在り二階にベットが在り誰か寝ています。さらにもう少し、寄って

行った処でリアルな大きさになりそこに父親が入って来て寝ている主人公を

起します。目覚めたピーターが見るのは悪夢であり、受け継がれてきた在る

性向です。映画は体験である以上、此処で何か言ってもあくまでも私の見方

です。それぞれがそれぞれに体験すべきです。アリアスターを単なるホラー

映画の範疇で語る様な愚は侵してはいけない事は間違いありません。

この映画を4DX版と云うので観たのです。これが失敗でした。椅子が動い

たり震えたり、吃驚するのは火が燃えるところで背中から首筋にドライヤー

の熱風が吹きつけられるのです。雨の中を歩くと天井から霧雨が少し降りま

す。アクション映画だったら良いのです。ホラーは駄目です。受動態を動か

してしまうと素直に感応する事が出来なくなってしまう。最後にピーターが

選ばれし王だと云われる処、「ペイモン、そなたは地獄(HELL)の8番

目の王なるぞ」ここで、私は震え上がります。私の座っていた椅子が「H-

8」だったのです。

新宿 Place M こどじ

2020 年 6 月 2 日 火曜日

新宿 Place M

6月1日(月)~6月7日(日)12:00~19:00

渋谷典子写真展 「原宿1980-日曜日のヒーローたちー」

40年前の時代の分水嶺。今また、新たな時代の幕開けを予感させる

事態を迎えています。場所をSNS等のモニター画面の中に変えて。

ステージは、個人の肉体から大きな共有意識のメタ空間へ。

毎週日曜日、関東近県から原宿へ集まり、何者かに変身して踊る若者が

多数いました。竹の子族やロックンローラー族。ナメ猫もこの時代でし

たね。私も見物に通っていました。とてつもないエネルギーでした。

今回の展示は「コダクローム64Pro」の紙焼きです。40年前の発色が

見事に甦っています。瀬戸さんに「明日なき我が身」を献本しました。

「良い写真ですね」と云って貰えました。

ゴールデン街の「こどじ」でも献本しました。お客様に買って頂きました。

同情や義侠でイニュニックから出版したわけでは無いんです。判って貰えて

安心しています。

菜種

2020 年 6 月 1 日 月曜日

2月に植えていた3株の菜の花から菜種が獲れました。

ここから、2・30滴の菜種油を採取しようかと考えています。

小さな処をエンエンと掘っている。そろそろ大きな世界ですね。

過保護な雀の親子

2020 年 6 月 1 日 月曜日

今は、雀の子育て時期の様です。餌台の皿から入るだけ口にコメを入れて

下の公園に舞い戻ります。その往復が結構忙しい。中に珍しい雀の親子が

いて、昨日はお父さんとお母さんと子どもの3羽がエサ台を占領して食事

に勤しみます。子供は親から口移しで餌を口に入れて貰います。両親から

ガンガンに口の中に餌を入れて貰っている。大変旺盛な食欲です。足元に

豊富に餌が在る。3羽で仲良く飛んでくる。子供だけがガンガン、口に餌

入れて貰える。この光景は間違っている、どう考えても可笑しい。「だって

あんた、飛んでるやん!足元に餌が一杯転がっているやん!」しかし、この

可笑しな状況を作り出しているのは私です。チュンチュン、乞われるままに

白米を潤沢に与え続けている。少しおかしな事と云うのは、連鎖していく。

納豆作り 第2弾

2020 年 6 月 1 日 月曜日

納豆用小粒大豆が在りました。「すず丸」1キロ、1700円。すず丸

2合、スズヤの納豆菌だけでなく、川口納豆(大粒)も入れて温度45

度で24時間。前回は熱い中に一気に納豆菌を入れろとの指示通りにや

ったのですが、なんとなく熱すぎて納豆菌死んでしまう様な気がしてい

たので先に川口納豆入れて、茹でた大豆入れて、かき混ぜて、10秒ぐ

らい置いて納豆菌液を入れて、また万遍無く掻き混ぜました。ゆで汁が

少し入った様で理想とは少し違いますが、市販の物と全く変わらない。

寧ろ美味しい位です。先週はヨーグルト作って毎日食べていたのですが

いくら食べても乳酸菌は胃で死んでしまうので大腸まで届かないと嫌な

事を聞かされ続けると情熱は消えます。岩手の中洞牛乳の千円のやつで

作ったから不味い訳が無い。でも乳酸菌死んでしまうと云う事です。

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