日記営業
2020 年 6 月 25 日 木曜日
「読書の日記」は500ページ位まで読み進めて来てなんとなく飽き
てしまい、終りにしてしまいました。自分自身の日記の立ち位置など
再確認したくて、色々な日記を再読しています。高見順、武田百合子、
深沢七郎等など。しかしあまり参考にならない。
阿久津さんの「読書の日記」は、商売とウエブサイトと個人の人とな
りとそれらをすべて含んだ営業日記になっていて、参考になると云え
ば大変参考になる。しかしここまで赤裸々に書くのかぁと少し腰が引
けてしまう私が居ます。気に入らない客も容赦なく怒りますし、日記
でも赤裸々ですね。これ読んだら、思い入れの無い人は一発アウトの
様な気がしますが、逆に言えばより強いファンを獲得するかもしれま
せん。度胸が良い。fuzkueの理想形が図書館化なのだとしたら、仕込
みや、厨房が忙しければ忙しいほどお店の理想形から離れて行く。読
書にのめり込めばのめり込むほど、経営の本筋から離れて行く。この
大いなる自己矛盾を抱えながら七転八倒が面白いのでしょうね?少々
意地悪な書籍化では無いかと思ったりしますが・・・・。
さて私は如何する?私自身もここで反社会的な言説を振り撒いている
限り、大企業から付き合って頂けないと云うのは、重々承知している
のです。だから隠そうかなと云う考えも出て来ますしやめちゃおうか
なとも考えます。SNS的な利用と云うのは常に両刃の件です。