家探し(火事場泥棒)
2020 年 6 月 14 日 日曜日小川さんの家に行ってフィルム、プリント、べた焼き等全て引き取って
きました。目ぼしい写真集は粗方無くなって居ましたがフィルムとパソ
コンは手付かず。今週、廃棄業者に全て渡すと云う事でした。一人の写
真家の40年に及ぶ写真人生。技量は「明日なき我が身」で確認済みです。
80年代に「カジノフォーリー」という雑誌で少し連載はお持ちだったよ
うですがそれ以降は、短期の労働を繰り返しながら、世界各地に行かれ
ています。特に多いのが天安門が在った年以降、10年間通われた中国
です。天津、広州、上海、重慶、北京、香港。中国の市井の人々の表情
が生々しく写されています。現在中国で懐古的な気運が盛り上がってい
る様なので纏めれば売れる感じがします。世界が内向きになっていく中
で特に中国では、自国回帰が進むでしょう。データ化しながら先ずは、
サイトの中にアーカイブ作って作品を見て貰える様にします。家の壁に
尾仲さんの個展の案内はがきが一杯貼ってありました。