肥えだめ

2020 年 10 月 30 日 金曜日

戦国時代の武将が戦の前に良質の肥えだめの場所を家来に探させると

云う話を読んだのでした。新島では、切り傷にくさやの液を塗るそう

です。病気なったら飲みもします。然し浸かっているのが食べ物です

からそれほどの違和感はないですが、肥えだめとなると少々違います

ね。歯痛の時には肥えだめの縁の皮を歯に詰めると云う民間療法が在

ります。肥えだめの良い状態の物は良いバクテリアの培養液になって

いるようで昔から様々な病気を治療する薬として使われてきました。

人間は身体の細胞の10倍もの細菌やウイルスと一緒に生きています。

個体の中でもそうなのですが、地球全体のウイルスも自分の身体の延

長と考えれば自分と地球の境目も無くなるし、他人との境も無くなり

ます。ガイアの概念とはそう云うモノだった筈なのに細菌学者は、そ

の辺何も言いませんね。八丈島の家の入口には、厠が在って来た客に

排便させ、帰る際にもまた排便させる、糞尿が貴重なお土産なのです。

健康な人の便を病気の人の腸に入れると云う健康法も在ります。

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