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2020 年 2 月 4 日明日から池袋サンシャインシティ―コンベンションセンターで
「page2020」が始まります。今年は4年に一度のドイツ印刷機材展
ドルッパの年(6月)です。各メーカーはその展示に合わせた各新
機種を開発をしていまして、この時期ではその辺りはもう完成して
いなければいけない処で、秘密の内覧会やまだ箝口令の機械など色
々と聞こえては来てますがまだ此処では明かせません。どうぞ明日
ページでご確認ください。
明日から池袋サンシャインシティ―コンベンションセンターで
「page2020」が始まります。今年は4年に一度のドイツ印刷機材展
ドルッパの年(6月)です。各メーカーはその展示に合わせた各新
機種を開発をしていまして、この時期ではその辺りはもう完成して
いなければいけない処で、秘密の内覧会やまだ箝口令の機械など色
々と聞こえては来てますがまだ此処では明かせません。どうぞ明日
ページでご確認ください。
https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/
index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6
ジョンズ・ホプキンス大学が発表しているコロナウイルスのグローバル
罹患状況。昨日の段階で世界患者総数、11,374人、死者259人、治った
人252人、致死率2.3%。20歳以下では死者はほとんど0、高齢者と病人、
免疫力の低い人が死亡しているようです。
入江泰吉記念奈良市写真美術館「Faraway Boat展」
2020年 1月18日(土)~4月5日(日)
9時30分~17時(月曜休館)
今回はファラウェイボートに止まらない広範囲の今までの作品も網羅
されている展示となっております。
イニュニック渾身の写真集「Faraway Boat」も絶賛発売中。
先日の土曜日に中野サンプラザで尾仲さんの還暦パーティが在りました。
「またたびの会」と云う事でしたので、日ごろお世話になっている尾仲
さんの為に真赤な三度笠と道中合羽を用意させて頂きました。
何年か前、尾仲さんとお話ししている時、「尾仲さんの写真はどうして
こんなに懐かしいんでしょうか?」とお聞きしたことが在ります。尾仲
さんは、「同じような風景を見て来たからじゃないですか」と仰いました。
「あの頃、東京で・・」を読むと沢山の共通点がありました。同じ福岡県
の出身、父親が同じ鉄に係わる仕事をしていた。尾仲さんのお父さんは八
幡製鉄所にお勤めでした。我が家の爺さんは八幡製鉄所の門衛をしていま
す。事業に失敗した父は相生に流れて造船所で働き始めます。8年ほどし
て造船所の精鋭を集めて山住鉄工を立ち上げます。色々と働きかけて新日
鉄から声が掛かるようになって溶鉱炉の建設に仕事を絞るようになりまし
た。17歳か18歳の夏休みに千葉県君津の溶鉱炉の立ち上げに私もバイ
トで入っています。それから4年経って尾仲さんはそこで働き始めます。
私は、高校卒業して父の会社で働き始め神戸の工場に行きます。2年ぐら
い働いていたけど、この仕事を一生するのは嫌だなと思い東京に出ます。
尾仲さんも新日鉄を2年働いて写真の夢、捨てがたく東京に出て写真学校
に入り、そこから40年ただ、写真一筋にやって来ました。そして今や世
界中知られる写真家になりました。私はあっちに行ったりこっちに行った
り、何者かになりたくて右往左往していました。尾仲さんの写真を観て
いるとその時の右往左往や夢やあこがれが様々な形に蘇えるのです。私は
未だそのままにあそこに居るのかも知れない。
浅草の浄土宗光照院住職の吉水さんの本です。去年11月にやはり浄土宗
住職の金田さんとお見えになって本の印刷のご依頼を頂きました。今回は
その本の増刷です。去年お出でになられたとき吉水さんは、とても良い雰
囲気を纏って居られました。それでその時の納品は、私が車を運転してお
持ちしました。簡素だけどさっぱりした良いお寺でした。もう一ヶ月以上
パラパラと読み進めています。若い僧侶の心の修養が書き綴られています。
高野山の宿坊、總持院に泊まったのは、義母が亡くなった翌年の夏でし
た。妻の実家は真言宗で親戚の皆で泊まりました。宿坊と云うから質素
なところで、簡素な食事が出て、おつとめに付き合うのかなと思ってい
ましたが、總持院の中は高級ホテル並みの近代的な造り全て洋式で、柔
らかいベッドで快適なエアコン付です。全国精進料理コンテストでいつ
も優勝するぐらいの腕前で、野菜の材料となる肉もどき、鰻もどき、か
ら揚げもどきは、本当に説明されなければ判らないぐらいの美味しさで
した。お膳を出してくれるのはお坊さんです。美味しかったけどここま
で肉や美食に対する執着は、仏の教えから一番遠いと思っていましたが
滔々と話す料理の説明を聞いていてそんなことは露とも考えていない様
でした。最近いろんなところで、代用肉やヴィーガンの記事を目にする
様になりました。牛のげっぷの話や世界大豆戦争やらブラジル森林火災
は、大豆畑を作るための放火だと云う話。人口急増を考えれば大豆はこ
れからの地球を救う大事な食材です。オーストラリアの火災も大豆関係
でしょうか。何億と云うコアラやカンガルーは、大豆の為に殺されたの?
中国は、豚コレラとアメリカ産大豆の関税上げで大打撃です。
私が創業した30年前、やはりアメリカ産大豆が余って植物性大豆イン
キを造って環境に優しい印刷と云うのが流行しました。イニュニックも
環境に優しい印刷屋と云う事でファンソンの100%大豆インキを仕入
れて印刷していました。2ポンドで5000円位するのです。普通の墨
インキは1キロ1000円です。やせ我慢しながら刷っていました。そ
のうち谷口インキが大豆インキを開発して売り出しました。これも刷り
にくいインキでした。大豆油は20%も入っていなかったけど。
そうこうするうちに各製紙メイカーが造っている再生紙の古紙の配合率
が出鱈目だと云うのがばれて、私はブチ切れました。その時から、環境
に優しいと云う印刷屋と云う看板は下ろしています。植物由来のインキ
や再生紙は使いますが殊更、地球にやさしいとかサスナブルとか云うの
は避けています。地球温暖化や牛が世界中の穀物の半分を食べている事
や人口が70億から100億になったら?動物の命?地球の命?じゃぁ
人間の命は?土地の個人私有、国境の問題、地球政府に行かないで世界
は又閉じようとしている。享楽的な生活は人それぞれだからどの様に生
きてもそれは自由です。でもただのファッションでは違うと思います。
30年前の大豆油インキだけじゃないのです。20代の頃、ベジタリア
ンを気取っていた事も在るのですよ。貧乏な頃は厚揚げでカレーを作っ
てましたが充分美味しいです。今は、年取って精を出さなければいけな
いので(仕事の為ですから)毎日のように何らかの肉を食っています。
代用肉ねェ。野菜生活は持って大体半年です。性格がだんだん羊の様に
おとなしくなりますね。でも時々、何か無性にオオカミに成りたくなる
んですよ。