ふくおか食べる通信 アップルキウイ

2021 年 1 月 29 日 金曜日

今月のふくおか食べる通信は、キウイです。リンクするように本日、お客

様のご要望で村田のキウイグリーンメタリック箔を色々と調べたところで

す。高価な箔は小さくて短いバージョンもあるのですね。世界産業革命の

流れの中でいよいよ、取り上げられる様になってきたのが農業ですね。

第3次産業から第1次産業への大転換。農業就農者の平均年齢が70才と

云いますからもう待ったなしなのです。意味を理解している鋭敏な方がた

は動きは速い。指南役のキウイ名人と営業や販売、放浪からの転職組の素

人集団。立派にちゃんと収穫しています。給料ちゃんと貰っています。

キウイは毎年冬になると田舎から送られてきます。夏の食べ物のように感

じますが輸入92%のニュージーランドが冬に収穫してこちらに送って来

るので冬の果物です。成分を見るとビタミンCビタミンE,カリウム、食

物繊維豊富なスーパーフードですね。誰も手入れをしないのに冬になると

沢山の実をつける。中々素敵な素材では無いでしょうか?

デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト

2021 年 1 月 28 日 木曜日

第18回開高健ノンフィクション賞受賞作。この賞の本は今まで読んだ

事が在りませんでした。第17回「聖なるズ―」は、2・30ページで

放り出した。「空白の5マイル」も最初の方で放り投げてしまいました。

石川直樹さんも受賞していますね。「デスゾーン」も2週間位机の上に

積読状態。探偵モノに飽きて山岳モノを随分と長い間読み続けたことが

在って机上の登頂に関しては割と詳しい方です。10年ぐらい前の栗城

さんは、テレビでちょっと見ていてエベレスト登山中なのに野球帽とノ

ートブックと剥き出しの指に随分勇ましい若者だな位の感想でした。

2年前、ヒマラヤ関係の方がイニュニックに本を創りに来られてたまた

ま、栗城さんの話が出てナントその方は、遺体を下すのを手伝ったと云

うお話をされました。その事があって本を買っておりました。ユーチュ

ーバーと山岳冒険家と寂びしんぼう、と云ったら簡単に纏めすぎか?

作者、スポンサー、SNS応援団が殺したと云う見方が一般的かも知れ

ないが、ネットに繋がって日々何かを探し求めている全員に罪はあると

思います。最後に驚愕の事実が明かされるのですが・・・・・・。

墓暴いて、死者を鞭打ってここまでさらし者にすべき事なんでしょうか?

栗城君は、WEBと紙で2回殺されちゃったね、と云うのが感想です。

鳥とじべた

2021 年 1 月 26 日 火曜日

ジョージ・フリードマンの「2020ー2030アメリカ大分断」

「100年予測」の著者の最新刊。アメリカの歴史250年を振り

返った上でこれから10年何が起きるのかと云う衝撃の最新予測。

と在りましたが割と退屈だった。前回の本からあまり進化してい

ないし、10年前にパソコンに見切りをつけた云ってからのWEB

の進化は目覚ましいモノがある。しかし私だってスマホに見切りを

つけたからこそこの本を読み徹す事が出来たわけで、フリードマン

とは違う知見を得る事が出来ました。アメリカのGDPは世界の4

分の1を占めています。あらゆるイノベーションがアメリカ発です。

改めて250年の歴史を振り返ってもフリードマンの見方は新鮮で

した。元々北アメリカは戦いの国だった。ずっとインディアンは、

お互い部族に分かれて殺し合っていた。そこに大陸から渡って来た

欧州人は、その戦いに参加して結局勝ち抜いてしまった。その勢い

のまま西海岸に到達して、ハワイに渡り、日本まで来てしまった。

アメリカは移民の国です。それぞれの中央に居られなかった人々。

中央と云うのは良いじべたです。悪いじべたに居た人は創意工夫に

長けないと生存に困難が生じる。だから革新的だし常に創作努力を

続ける。その様な人たちに新天地の情報がもたされた時、移住を考

えた。ちなみに日本の良いじべたにいる人達は、そこからあまり動

く事無く、のんべんだらりとじべたからの上りだけで生き抜く。だ

から彼らは移民反対だし、革新的なイノベーションを好まない。ガ

ラパゴスが理由では無いのです。しかしこれは日本に限った事では

ないし、逆に優秀な移民を受け入れていたアメリカは発展し続ける

事が出来ました。軍事力に繋がるテクノロジーから大きなイノベー

ションを創って来たアメリカだからこそ、政治を司るのはそれらの

会社のCEOです。アメリカは軍事と政治と経済が一体になった軍

需会社なのですね。そのアメリカに新しい土地さえ必要ない空一面

に展開する経済圏が出来てしまったと云うのが私の見解で、此処で

古いじべた商売の人達の困惑が広がったのだと思います。新たなテ

クノロジーが生まれた時には、常に奴隷的な人々が出現しました。

その奴隷的な人々とテクノロジーの相乗効果でアメリカ、イギリス

明治の日本など目覚ましい発展が在ります。

新しい経済圏と同時に新しい国家運営の方策も生まれ始めています。

ここ10年のイノベーションは、個人には新たな大脳快楽を生み出し

国家にはその大脳快楽を精査するデータ情報が蓄積し、その一票の

軽さにうんざりするテクノクラートを生み出した。どんな事を考え

ようと個人の尊厳は重要視されるべきではあるが腹を空かせて死に

そうな子どもにも手を差し伸べるのが国家の役割。国家の機能と個

人の政治参加の大きな乖離が今現状様々な処で芽を吹きだしている

事では無いかと考えます。鳥インフルエンザが猛威を振るっていま

すが、我々人間にばら撒かれているのがコロナウイルス。飛べない

でじべたに縛り付けられている私達。ネットへの移動を促されてい

るけど実は古いじべた勢力の逆襲でニューワールドへの大転換かな?

2月になったら「じべた」と云う絵本を印刷します。その事が在っ

てこのタイトル鳥とじべたにしました。WEBは鳥と云うより実態

が無いだけに風の方が良いかなとも思いましたが、まっ、鳥の方で。

最も高貴な娯楽は、理解する喜びである。

2021 年 1 月 18 日 月曜日

妻が一昨日捲った日めくりカレンダーに合った言葉。

ダ・ヴィンチの言葉だそうです。あなたの事じゃない?

そうなのです。理解できない事柄と云うのは、ストレス

以外の何物でもない。事実を唯理解する。ドイルから

始まって江戸川乱歩、クリスティー、ハメット、ヒギンズ、

パーカー、クラムリー、ル・カレ、ハリス、フランシス、

推理小説の読みすぎとも云えます。

なるようにしかならない。

2021 年 1 月 13 日 水曜日

株価が異常な上がり方をしていて何とも不思議な戒厳令下、私は何も

持っていないので、他人事なんだがどのタイミングで売り抜けるのか

興味を持って見ています。どこも赤字なので上がる要因は無いのです

がこの赤字を利用して従業員を整理できると見ているのか、小さな会

社が淘汰されて、そこを上場会社が占有できると考えているのか?何

とも理解できないですね。どっちにしても我々の金は沢山、株式に入

っていますね。携帯にしてアイパッドを捨てて深夜は専ら読書三昧な

夜になりました。朝方また眠気が来て2度寝になるのですが、アイパ

ッドでネットを見ている時より寝つけは良いです。漢字だらけの私に

とっては難しい本読んでいるのですが、2時間ぐらい集中力が続く様

になってきました。整体の高田さんに血の滞りが全ての万病の元だと

教わりました。私は長く腰痛を克服するために運動を続けて来ました。

しかしこのコロナ禍でやらなくなってしまった。てきめんですね、調

子が悪いです。風呂やサウナに入って運動の代わりにしようと考える

のですがそれほど単純じゃないですね。出てきたときは気持ちが良い。

「スマホ脳」の中に「脳は身体を動かすために出来ている。そこを理

解しなければ多くの失敗を重ねることになるだろう」という言葉が在

りました。あの本の中で一番重要な事が書かれていると思いました。

逆に身体を動かしていると脳も働くと云う事でスマホに依存している

人は、身体を動かすべきだと云うのがあの本の結論なのですが、私は

もう少しその先がある様な気がしていて、脳と運動と云うのをボーと

考えています。今読んでいる本の中に哺乳類は15億回心臓が鼓動し

たら死ぬと云う事が書いて在って、なんとなく他の記事で目にした事

がある気もするのですが、ネズミは1分間に2千回も心拍が在って2・

3年で死にます。象は人間と同じぐらいで75年生きます。しかし最

近の調査では人間はこの150年で30億回に心拍数が増えていると

云います。ある意味哺乳類から逸脱しようとしている。貝原益軒の養

生訓では、なるべく横になって休んでいるのが長生きのコツだと云い

ます。スポーツしたり何かにドキドキなんかしちゃ駄目なんですね。

心配事やストレスがあると眠りが浅くなります。又は中々眠れない。

それはずっとその解決方法を脳が考え続けているからで脳が休む暇が

ない。だから心臓がやられてしまう。何も考えないで運動しているの

が一番いいのかも知れないです。

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