デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト

2021 年 1 月 28 日 木曜日

第18回開高健ノンフィクション賞受賞作。この賞の本は今まで読んだ

事が在りませんでした。第17回「聖なるズ―」は、2・30ページで

放り出した。「空白の5マイル」も最初の方で放り投げてしまいました。

石川直樹さんも受賞していますね。「デスゾーン」も2週間位机の上に

積読状態。探偵モノに飽きて山岳モノを随分と長い間読み続けたことが

在って机上の登頂に関しては割と詳しい方です。10年ぐらい前の栗城

さんは、テレビでちょっと見ていてエベレスト登山中なのに野球帽とノ

ートブックと剥き出しの指に随分勇ましい若者だな位の感想でした。

2年前、ヒマラヤ関係の方がイニュニックに本を創りに来られてたまた

ま、栗城さんの話が出てナントその方は、遺体を下すのを手伝ったと云

うお話をされました。その事があって本を買っておりました。ユーチュ

ーバーと山岳冒険家と寂びしんぼう、と云ったら簡単に纏めすぎか?

作者、スポンサー、SNS応援団が殺したと云う見方が一般的かも知れ

ないが、ネットに繋がって日々何かを探し求めている全員に罪はあると

思います。最後に驚愕の事実が明かされるのですが・・・・・・。

墓暴いて、死者を鞭打ってここまでさらし者にすべき事なんでしょうか?

栗城君は、WEBと紙で2回殺されちゃったね、と云うのが感想です。

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