さいきあまべたべる通信 佐伯いりこ
2020 年 4 月 23 日 木曜日コロナの影響は漁業にも影を落としています。飲食店の休業で魚の販売が
低迷しております。市場価格の値崩れも起こしています。廃業の危機に曝
されている老漁師も少なくありません。私たちの食卓を支えているのは生
産者ではありません。私たち自身です。どうぞ通販でお買い求めください。
いりこ出汁は最高の贅沢を保証してくれます。
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青森県風間浦村木下さんの鮟鱇。ここの鮟鱇は名だたるブランドに
なっています。漁場が近くて生け捕りにするから。木下さんのは唯
それだけではありません。神経締めして血抜きをしてから出荷します。
味が全然違います。陸の猟師もそうですが、漁とは量や大きさを目指
すものでは無くなり始めています。肝心なのは捕獲とその後の処理の
仕方。鹿は動きを留める処を鉄砲で撃ち、心臓が動いているうちに血
抜きをして、手早く下処理をして持ち帰る。そうすると臭みの無い鹿
肉を手に入れる事が出来ます。一番良いのは罠猟。魚も同じでストレ
スを感じさせないで捕まえて手早く下処理をする。血から傷み始める
ので血が残っていると臭みが出る。清さんは独学で方法を編み出して
いきました。
ポケットマルシェ
淡路島の山田屋さんのイチゴジャム。ご主人がイチゴを育てて奥さんが
ジャムにする、そんな単純な構造に留まらないのがお二人のユニークな
処、大阪湾を見下ろす絶景のイチゴのハウスで過ごすイチゴを取り囲む
時間そのものを狩る一組限定2時間の「イチゴ狩り」食べるだけでは、
勿体ない、濃密な甘い時間どうぞ。