私を生きると云う仕事
2018 年 1 月 15 日 月曜日なまはげと云う仕事がロボットやAIに代替不可能なように私と云う仕事も
他の物に代えることは出来ません。タレントと云う仕事の事を云ってるの
ではありません。効率や成果だけを追求したら私と云う存在はどんどん
消えていくのですが、私と云う人間が成した仕事だと考えるとそれはどんな
ロボットを持って来ても関係ないです。便利さと同じ平面で仕事やAIを考え
ている。だから不安なんでしょうが、自分を生きて行くと云う仕事は誰にも
代えることが出来ない私だけのモノ。
鬼子母神の踏切の近くに小さな祠が在って、ニッカボッカでリュックの
若者が両手を合わせて拝んでいた。自転車で通りながらふと思いました。
神さんに拝んでもしょうがない。拝むんだったら自分に拝んだ方が良い。
ご利益もおかげも自分の中にあるし、自分を助けてくれるのは自分しか
いません。とことんまで行ったときに、初めてどこかから手が差し伸べら
れると思うのです。自己責任論的な事を云いたいわけではありません。
自分の役割と社会の役割は当然違います。でも意識を変えて具体的に
動き始める人と社会の弥縫に目を向けすぎると人との違いは、雲泥の
差です。新年からなんとなく今年は勝負の年になるなと考えています。
印刷製本業として生き残るための思索は終りです。実際に始めなきゃと
思っています。他にどこにもないイニュニックと云う仕事を。