明日から3月と。

2018 年 2 月 28 日 水曜日

朝、会社のカレンダーの2月を剥がして捨てていたら安カ川くんが

「まだ今日、2月なのになぜ捨てるんですか?」と問いただします。

「カレンダーは未来を見るもので今日では無いでしょう?」と云うと

納得していないような顔つきです。今日と云う足元を見る事も大切

ですが、明日から3月なのですよ、印刷屋の3月がやって来るのです。

朝、自転車こぎながらなんとなく考えていたのが、老人会が面白く

無いと云う話。それはそうでしょう、人生の楽しみは大体60歳前で

終わってしまっています。でもそれは、自分の欲得を満たすという

楽しみの場合。社会のみんなを喜ばすという切り口に変えると随分

面白い楽しみ方が出来るのです。自分が楽しむという喜びは他の人を

楽しませるという喜びには負けます。鳥飼ってジャガイモと玉ねぎ育てて

月に一回「子供食堂加齢軒」なんかをやればとても受けるのではない

でしょうか?

三省堂 新聞書評棚

2018 年 2 月 26 日 月曜日

池袋三省堂書店に行ってビックリ。うちで刷った本が2冊も紹介されて

いました。「絶景本棚」は読売新聞で。「トコヤロード」は朝日新聞で。

床屋の廃業が凄いというニュースがありました。1000円散髪などがあります

からね。個性的な床屋は残ってほしいです。そんなこと言いながら私は美容室

なんですけどね。床屋はフウゾクでは無く紛れもない文化なのです。しかし

なんだって江戸時代はあのように頭頂部までおでこを剃り上げていたので

しょうか?髪結い屋は辻辻に髪結い床を設えて地域の見張り番も務めていた

ようです。そういえば、小学校の時に行っていた散髪屋のおっちゃんも根掘り

葉掘り家の事訊いて来ていたな。

映画「ビガイルド」

2018 年 2 月 25 日 日曜日

7人のシンデレラとキノコの王子

バージニアの森の中に7人のシンデレラが住んでいました。

年若いシンデレラの日課は森にキノコを採りに行く事です。

ある日、木の影に異界からやってきた大きなキノコを見つけました。

しかしよく見るとそのキノコは傷ついています。若いシンデレラは、

その傷ついたキノコをお城に連れて帰りました。他のシンデレラも

「とても美味しそう」と喜びます。我慢強く介護した結果とても立派な

キノコに回復しました。それぞれが待ちきれないとばかりに食べようと

しましたが、そのキノコは食べられないキノコでした。しょうがないので

みんなで殺しましたとさ、めでたしめでたし。


奈良食べる通信 蓮根

2018 年 2 月 25 日 日曜日

今月の奈良食べる通信2月号は、奈良県北部山添村で蓮根づくりに

励む下川麻紀さんです。うつむきがちないじめられっ子が農業に

挑戦して立派な蓮根を作るようになり地域に根付きネットワークを広げ

自然農法の推進者として考えを共有する人たちのまとめ役になるまでの

物語です。可愛いお母さんだけど、見事に大地に立っている。

食べ物作りは、身体つくり、こころ創り、場所づくり。蓮根は粘って

甘いのも美味しいけど、なんと云っても穴が美味いやね。

文春砲 トコヤロード炸裂

2018 年 2 月 23 日 金曜日

週刊文春の書評欄でトコヤロードが取り上げられました。

前回の「東海道床屋ぞめき」から3年、満を持しての第二弾。

今度は街道を離れて全国の床屋を訪ね歩いて写し撮った

キンキラキンの床屋ワールド。福岡、四国、広島に長野、福島

岩手、青森まで。パンチに角刈り、リーゼント、坊主頭に坊ちゃん

刈りまでやったであろう髪型まで彷彿とさせる佇まい。バックに

横浜銀蠅聴こえてきそうでエンジンこれまた全開なのでした。

今日、林さんがフェイスブックで次は何やりましょうと云うから、

「次は世界でしょう」と答えました。イタリヤのトコヤ。毎朝、マフィアの

親分が髭剃りとつめ磨きにやってくるようなところ。または、スペインの

闘牛士が試合の前に髪を整えに来るところ。

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