元服
2018 年 1 月 9 日 火曜日去年の暮れに中学2年生の4人が学校の課外授業の一環で
イニュニックを訪問してくれました。仕事と社長業と未来の起業に
ついて。まあ普通の質問形式にそれぞれ答えました。
印刷業の未来、AIによる産業構造の変化、爆発的な人口増加と
労働のロボット化。グローバリズムが推進する世界のフラット化。
今の14歳は普通にそのような話題を勉強しているみたいで殆んど
理解してくれました。そして大きな秘密、私だけなのか皆もそうなのか
判りませんが、ぼくの心と頭と夢みたいなものは、14歳のまま殆んど
変わっていないという事。「多分あなたたちも今のこころのままに一生
生きて行くんだと思いますよ。」少し吃驚していました。
私の元服は12歳でした。酒もたばこも親公認になったし、日常的に
叩かれていた暴力もぴたりと止みました。だから、18歳だとか20歳だとか
成人式と云うのはほとんど興味が無い話でした。しかし、無責任、自分勝手
と云う言動や行動は烈火のごとく怒られました。昨日の新聞で成人式の日の
前日にもう成人式をやっているのを見てどんどん崩れていくんだなと思いました。
成人式の日は旧友と遅くまで酒を飲んだりしたいので前倒しして皆で祝う。
まあ、15日から月曜日に動いているんだからもう少し都合よく動いても別に
問題はありません。なんといってもうちの法律では、12歳になっているわけ
ですから。大人になるというのは人が決めてなれるわけではありません。
「今日から僕は大人になる」と決めたらその日からあなたは大人です。しかし
偉そうなことを云っても昨日かみさんに「ばっかじゃないの、いつまでたっても
成長しないのね」と云われるような大人の私です。