日本人の戦争
2013 年 7 月 25 日 木曜日北区在住のドナルド・キーンさんの本。
戦前大政翼賛を声高に叫んだ作家もいましたし、
おかしくなって行く時局を懸念しながら、小さなつぶやきを
残した作家もいます。戦後の手のひら返しを指弾し続けながら
日本人の精神なるものを擁護しようとし続ける作家もいます。
とてもバランスよく、戦中から戦後の偽らざる日本人の心情が
描かれています。さりげなくドイツの事も書かれています。
ドイツでは、ポツダム宣言を受諾してから約2500人の民間人が
自殺しています。理由は書かれていないけど、ホロコーストのことを
いきなり知らされて、あまりの恐ろしさに自分自身を消し去り
たいと思ったのでしょう。
今日の東京新聞に残り105人のナチスの戦争犯罪者を探すビラを
貼りだしたという記事が載っていました。まだ、ドイツでは終わって
いません。今、世界の金融を支配しているのはユダヤの人々です。
そして、人権に対して世界中で一番神経質なのはユダヤの人々
なのです。人権を大切にしない国が経済で連携してもらえるはずは
ありません。徹底的に搾取されるでしょう。もっとも金融の世界で温情
などあり得ない話かも知れませんが・・・・。
経済を潤すためには、絶対、グーではなくパーでなくてはいけないと
思います。