土門拳賞 最終審査

2021 年 3 月 23 日

渋谷敦志さんの写真集「今日という日を摘み取れ」が土門拳賞、最終審査

まで残ったそうですが惜しくも、受賞ならず。鎌倉のサウダージ・ブック

スと云う小さなリトルプレスの本でも選考対象になった事が望外の喜びだ

とデザイナーの納谷さんに教えて頂きました。絵作りはイニュニックでや

りました。印刷現場で立ち会いながらもっと墨を出せ、もっと盛れ、もっ

とだ!と云いながら、出来上がった本を見た時に「やりすぎたかな?」エ

モーショナル過ぎると云う一抹の不安も在ったのです。でも渋谷さん達は

評価してくれていました。惜しかったけど嬉しいです。

和綴じ本

2021 年 3 月 22 日


和綴じ本、四つ目綴じです。私は手先は器用だと思っていましたが

女性の方が遥かに速いですね。中野の古民家ビストロ「ROOT」のメ

ニューです。私がやると云う事で少しぐらいの粗はご愛嬌として了解

して貰いました。まぁまぁ、様になったかなと思いますが3日掛かり

ました。50冊分材料用意して40冊完成。最初の二日は私一人でし

たが、納期に間に合いそうに無かったので、最終日は女子二人に手伝

って貰いました。

こぼれおちる、光の粒のようなもの 野口玲写真集

2021 年 3 月 11 日


「ふくしまを、ほおっておけない。たくさんのひとが波にさらわれ、いのち

を失った。くらしを失った。さらに原発事故のせいで、ひとに冷たくされ、

じっと目を伏せ、口をつぐんでいる。見て見ぬ振りをすることは、できなか

った。だから訪れた。・・・・・・・・・・。」

2013年から福島に通い始めて誰もいない風景を撮り続けた野口さん。写

っているのは空と海と光が降り注ぐ福島の大地。土地の主役は人ではありま

せん。光であり、風であり、そよぐ草木。毒で汚されても人が離れてもそれ

はそこに在り、変わらない静かな時間だけが流れている。土地に罪があるわ

けではありません。私たちを受け入れて呉れていた処だし、じっと待ってて

呉れています。デザイナーの川端さんに「写真に命を吹き込んでください」

と云われました。「どえらい事簡単にいいますなぁ」と思った。

この写真集が震災から10年目の私の答えです。

鎌倉の「喫茶ミンカ」で野口さんの写真展が行われています。
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野口玲写真展「こぼれおちる、光の粒のようなもの」

喫茶ミンカ 東日本大震災復興支援バザー2021

2021年3月1日~3月31日 定休日|金曜日

営業時間:11:30~17:30

神奈川県鎌倉市山ノ内377-2 電話0467-50-0221
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陰翳徘徊 |富山優写真展

2021 年 3 月 10 日

カード方式の写真集、帯とスリーブのケース入り。

3月18日より新宿アイデムフォトギャラリー「シリウス」にて。

東邦定写真集「ミャンマー」

2021 年 3 月 9 日

ミャンマーは135の民族からなる多民族国家です。国民の9割が

敬虔なる仏教徒です。小さな町でも何十人と云う僧侶が毎朝托鉢に

向いその行列を同じ裸足の市井の人々が少しずつ鉢の中に食べ物を

入れて行く。毎朝行われる厳かな祈りであり、来生への希望でもあ

ります。写真の人はパダウン族の村長の義母さん。所謂首長族の女

性です。手の大きさが働き者である事を物語っています。写真集の

人たちは、シャイで朗らかで自信に満ち真っ直ぐです。良い人達で

ある事が直ぐに伝わってきます。これらの人々を見ていると、現在

行われている軍人が市井の人々に発砲する、ロヒンギャの人々を迫

害すると云う様な事を信じることが出来ないほど、素朴で悪意が無

いのです。

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