千両
2020 年 12 月 28 日クリスマスの夜に千両を5本買って年越しの準備はしております。
この樹に比べたら随分さびしい千両です。草間弥生みたいですね。
クリスマスの夜に千両を5本買って年越しの準備はしております。
この樹に比べたら随分さびしい千両です。草間弥生みたいですね。
今まで竹尾さんの見本帳本店さんの2階にいらしたみすず堂さんが
新宿小川町の「本づくりハウス」の中に移転されるようです。
イニュニックも本づくりの方へ凄い勢いで傾き始めています。
このコロナカの中、唯手をこまねいてヤキモキしているだけのイニ
ュニックではございませんぞぇ!
菜種油には思い入れがあります。母の実家は江戸時代から続く商家で
した。荒城の月の岡城に色々なモノを納めていました。昭和の時代は
主に燃料関係を取り扱っていました。戦争が終わって燃料は石油に大
きく変わり始めたのでした。都会からの情報では「これからは油の時
代じゃぁ」と云う事でした。「ホウげな、次は油かぇ!」善は急げで
すばい。外国から油絞り機を何台も買って菜種油工場を立ち上げたの
でした。大分県竹田は日本で下から2番目に貧乏な村と云う事になっ
ています。一番下は知らないのですが。それで兎に角菜種を仕入れて
ドンドン油を創る訳ですがちっとも売れない訳です。油は油でも石の
油ですからね。この時の投資の失敗が実家が没落していく奔りになっ
て行くのでした。食べる通信を読むと大戦後油脂不足で菜種油工場が
乱立すると云う記事がある。我が家で自嘲気味に語られ続けた笑い話
が強ち、単純な間抜け話では無かった事に胸をなで下ろしております。
食べる通信、応援で書いたけどあまり応援になっていないですね。
縁起でもない。菜種油だけは捨てるほどあったので我が家にも沢山送
って呉れました。懐かしい香りです。
新しい何か、面白い何か、幸せにしてくれる何か、異次元に連れ
去ってくれる何か、を待ち続けている。スマホやWEBの世界と
云うのは基本的に待ちの世界です。僕たちはこんな風には生きて
来なかった筈なんですけどね。ある意味、水商売ですね。
「もしもし、もしもし、幸せにしてくれるのは貴方ですか?」
池袋の西、椎名町に漫画の聖地「ときわ荘」が在ります。この辺り一帯は
文人も多く住んだところです。大体、池袋周辺と云うのは、地方から出て
来たあまたの才能が最初に棲みつくところでした。一応東京なんですが秩
父臭、埼玉臭が強烈に匂う処、肩怒らせて出てきた割には、やはり居心地
がいいとこと云うのは、田舎の空気感が漂う場所なんですね。私も荻窪で
澄ましていましたが落ち着きが良いのは池袋周辺です。池袋の唯一の欠点
がこれと云った店が無い事。技術なり個性なり強烈な物を持ち合せる人達
が直ぐにここを離れてしまう事ですね。新参者には丁度良いけど慣れてく
ると物足りない。だけど新陳代謝は良いですね。その様なとこですが私は
好きです。