THE WICKER MAN

2020 年 9 月 7 日 月曜日

1960年代は色々なモノが花開いた時代でした。そう感じた世代で

あると云う解釈の方が正確かもしれませんが、それにしても、ジャズ、

ロック、演劇、映画、ファッション、ライフスタイルと、とても多様

で面白いものが完成して行った。あくまでも世代の話であると云って

おきましょう。もう一つ大きな変化が共同体の在り方、生活スタイル

そして、男女の関係性、又はセックスのカタチ。ヒッピー、コミューン

原始共産主義、宗教的コミューンなども一杯生まれた。マンソンファミ

リー、人民寺院、バグワン・シュリ・ラジニーシ等など。その様な時代

を見て来た世代からすると「THE WICKER MAN」的世界は極ごく普通

で珍しいものでは無いのです。あの時、古い物が壊れて新しいものが生

まれた。ただそれだけ。ただ幸福と快楽を中心に置きすぎた。そして上

手く行かない理由を外の世界のせいにした。あの時代を知らない人たち

は魂げるでしょうが、たまには心の底から魂げてもよかじゃないですか?

構造が「ミッド・サマー」と少し似ています・・・。ネタ元はこちらな

んでしょうか?予約なしで当日券しかありません。2回振られて3回目

でやっと観れた。今回の奇想天外映画祭の超目玉です。

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