南米ワールドカップ
2014 年 6 月 16 日 月曜日土曜日曜日はサッカー観戦漬けの日々でした。
深夜の試合以外をすべてライブで見て、それからそれらの
再放送をまた見て、ゲームとゲームの間に何か食べて、何か
出して延々とボールを奪い合う男たちの戦いを見続けていました。
もうちょっと飽きたかもしれません。ファールが多すぎます。
全てはスペイン対オランダの試合に尽きると思います。パスサッカーの
弱点をオランダは見事について破たんさせました。日本選手はそれに
ビビってしまった。素早く寄せられたり、球際をハードプレスされると
ボールを繋げません。全ての大前提が崩れ去ってしまった。
実際、スペイン対オランダ戦以後、あらゆるチームがハードプレスに
なってしまった。こうなるとあたりの強いチームが有利です。唯一、イギリス対
イタリアがあまり接触のない綺麗な展開でほっと安心できるゲーム運び
でした。審判も少々の反則を取らなくなってしまった。このまま、こんな
感じで行くのでしょうか?今日の新聞で長友くんがドログバの腕と服を
思いっきり掴んでしがみ付いていましたが、こっちからやってしまうと
敵がやっても、お互いさまと審判は笛を吹かなくなります。サッカーは
手を使ってはいけないスポーツです。ファールでの潰し合いだと体の
小さな日本は分が悪い。これはどこかで軌道修正すべき点ですが、
この辺に今回の大会を南米大会にしてしまおうとするFIFAの伏線が
張られているのかもしれません。とにかく南米勢はハードコンタクトです。
いつも、サッカーの果実をヨーロッパに獲られている南米勢としては、
この大会だけは盛り上がりたいのでしょうね。もちろん盛り上がっても
OKです。今朝、アルゼンチンが試合やってたけど、サポーターの
声が普通じゃなかった。ボスニアでそこまで盛り上がる?
という感じです。きつい毎日を送ってるんでしょうね。
展開、戦い方、たたずまい、サポーター、歓喜。
それぞれの国はそれぞれにカッコイイ。
下向いてないで堂々と戦ってくれぇー!