トンネル 写真集 増刷

2014 年 7 月 31 日 木曜日

「Tunnel」 トンネル写真集 下山海太郎様

判型:182×210  本文36ページ フルカラー

表紙:マーメイド 黒 350Kg 黒箔押し

本文:ヴァンヌーボVナチュラル130Kg 4C/4C

製本:無線綴じ ガンダレ表紙、表紙90πビク抜き加工

夜のトンネルを照射するモーターサイクルのヘッドライト。

浮かび上がるのは小さな丘や崖に掘られた短い農道の

ような手掘りのトンネルの数々。それぞれ似ていますが、

全て違う場所です。

タイトル書名は蛇のイメージのフォントを選びました。

装丁デザインからお任せいただいたものです。

大竹昭子さんの「この写真がすごい2」に選ばれています。

代官山蔦屋にて販売中。

幽霊の気配と心の弱さ

2014 年 7 月 29 日 火曜日

切り倒した樹に打ち込んで輪っかに縄を通して里まで引っ張ってくる道具。

溶接してある。

鉄人28号 こんなところで待機している。

下部温泉。  静かな鄙びた温泉宿。廊下を歩いても誰もいないかのように

しーんと静まり返っているのです。でも硝子戸の向こうにはちゃんとすりっぱが

一足づつ置かれています。古い襖は歪んで柱との間に隙間が出来ている

のですが、見事に気配が無いのです。でも外から見たら私も似たようなもの

かもしれません。ずっと一人で本を読んでいました。夜になってもオシムに

夢中で読み続けていたのですが、なんとなく気配がしてふとそちらに目を

やると布団を容れる扉が音もなくすっと5cmほど開いたのです。

「うわぉ!貞子か?」と30秒ぐらいその隙間をにらみ続けました。

ほんとに出て来たら私はどんな反応をするのだろうかという興味もあり少し

期待もしたのですが、ほんとに出るはずもなく、「チェッ」と強がりながらも胸を

なでおろしているのでした。風で開き戸が動いただけでしょう?

でも何かがいる気がします。イヤイヤ、何かがいるのではなくて、何かを抱え

込んだ人たちが泊りに来るところなのかもしれません。

私も何かを抱え込んでいるのでしょうか?

駐車場にはポルシェなんかが停まっているのです。

実は、登山準備をして雲取山に向かったのです。自分自身と足を追い込む

つもりで。もうかれこれ6年ぐらい山に登っていません。最後の甲武信に登った

ときに下りで膝を悪くしてみんなに迷惑をかけてしまい、それ以降なんとなく、

避けられるような感じもあり、私も仕事がどんどん忙しくなり、会社の中で一日中

椅子に座って口先と指先ばかりの体たらくで、足腰のほうは萎えに萎えきって

いるのです。たまたま、研修でかみさんが週末いないのをこれ幸いと己が原始の

野性を取り戻すべく勇んで出陣したのです。それが、それが、少し寝坊したの

です。高速の渋滞に嵌ったのです。奥多摩駅の駅前に200人以上の山姿を

見てしまったのです。時間は9時を過ぎてしまいました。もう日帰りは出来ま

せん。山小屋は1畳に3人態勢だな、今日は暑いな。

ラジオからは「熱くなるので熱中症に気を付けましょう」

なんとなく気持ちが逃げに入ってしまったところで、小袖乗り越しの駐車場を

見逃してしまったのです。車はどんどん山を登っていきます。10分も上がって

どこにもない、間違いなく通り過ぎてしまっている。通り過ぎていることが冷静に

考えて判っているのに車を止めない。どんどん前の車についていく。

判断停止の状態で惰性で車を走らせいる。

ハイ、しっかり弱さを抱変えこんでいるのですね。そしてそんな人たちが

集まってしまう宿というのはあるのですね。ツバメは今年、2回目の小づくり?

とか云っていましたが、1年に2回も子ども作るかな?と思います。

弱きは、群れ集い、妄想を生む。弱さそのものが判断を間違える。

オシムの言葉

2014 年 7 月 28 日 月曜日

今日は、サラエボでオーストリア皇太子が撃たれ、第一次世界大戦が

始まって100年だそうです。

昨日はずっとこの本を読んでいました。「オシムの言葉」

ボスニア・ヘルツェゴビナの戦いを感慨深げに話すアナウンサーが

ちらほらいるのに気付いていました。確かに旧ユーゴスラビアの国の中の

一つであるのは知っていましたが、クロアチアもセルビアもワールドカップに

もうすでに出ているので、ボスニアに何があるのか知りませんでした。

この本に書いてあるのは、サッカーの話ではないです。

物の考え方、事の進め方、道の開き方だと思いました。

最後、それぞれの民族主義者のところに説得に行って、ボスニアを

一つにまとめ上げて、あのワールドカップを戦っていたのですね。

夜と霧の中ではユーゴスラビアの行方不明者は、数が多すぎて

詳細不明となっております。そのような背景での説得です。

それなりの知識はあったからそれなりに応援はしていたのです。

「ジェコ!ジェコ!撃て!撃て!」なんてね。

でもオシムが係わっていたなんて知らなかった。

レアルの監督を蹴ってジェフ市原に来た。レアルを蹴ってまで行った

チームにレアルは練習試合を申し込む。確か10年ぐらい昔、レアルと

ジェフの試合が有ったのをなんとなく覚えています。

そんな凄い人なんですね。イスラエルとロシアにもちょっと言って来てほしい

ですね。しかしそれはちょっと無理か、「シュワーボ」ですもんね。

誰かホロコーストを止めてくれー。

夜と霧 旧版

2014 年 7 月 24 日 木曜日

新版と旧版の違い、最初の解説です。

V.E.フランクルが経験しなかったほかの細部の列挙です。

若い私はこの最初のこれらの事実に耐えられなかったのです。

旧版に書かれているドイツ強制収容所の実態は、初期の頃

ユダヤ人のホロコーストだけでは無い印象がします。33年ぐらいから

ドイツ人同士でも煙にされちゃうぞなどとからかわれています。

政府に都合の悪いことをいうような人は黙って攫って来て燃やして

いたようです。旧版は、細かく読み込んでいくといろんな状況が

想像できますが、また別のものが浮かび上がってくる感じもあります。

沖縄でオスプレーは厳禁

2014 年 7 月 23 日 水曜日

先日の3連休、オッチャン一家が三人で沖縄からやってきました。

ザックが欲しいというので私も使っている「オスプレー」が良いよと

勧めたのですが、「こっ、これは、あのオスプレーですか?」と

ビックリしています。「これは、ちょっと沖縄では背負えないです。」

まあ、それもそうですね。少し思慮が足りませんでした。

やり取り聞いていたカラファテのスタッフ固まっていた。

ザックのオスプレーは、軽くて背負いやすいのでお気に入り

なのですが、日本中で飛び始めたら重くて背負いきれなく

なりますね。

上へ