ベルギー戦、勝ちましたねぇ。本田君八面六臂の活躍でしたね。
歌舞伎役者の女形のように小走りで駆ける柿谷君もワンゴール
ワンアシスト。W酒井も良かった。内田君と長友君は尻に火が付いた。
このWサイドバックが上がりすぎで、今まで点取られてたけど。
メンバーはいろいろ動かした方がいいです。いつも必死でないと
勝てないのが我が日本。必死になる燃料をいつも投下してないと
駄目ですね。吉田君を責めるようなアップがあるけど、それは酷です。
戦術的に常に両サイドバックが上がるようになっているのだから。
これはフォーバックの弱点。やはり一番大きいのが本田君がずっと
走り続けたこと。ずっと球を追い続けたこと。日本は、体も大きくない
蹴る、止めるもそれほど上手くない。としたら動きの質と精度を高めた
方が良いでしょう。点と線で戦うのではなく、面で戦う。
メキシコやウルグアイがよく走ります、動き続けている。動き続けている
ことで身体差が無くなります。少しぐらいのテクニックの差もなくなります。
体の大きい人、テクニックのある人はあまり走りません。走らなくても
出来るものを持っているから。でもそこが弱点です。いつだって長所の
すぐそばに弱点があります。良いところと悪いところは、一つのものの
別の見方にすぎません。
日本の環境として唯一の欠点が高温多湿の夏にやっているので
恒常的に省エネ戦法で戦う習性が出来てしまっていることです。
いよいよ、来年ワールドカップです。走りの質と度胸を付ければ、
良いところまで行けると思います。オシムが言っている「走れ」という
のはずっと正しいと思います。