東北食べる通信5月 海鞘
2020 年 6 月 5 日宮城県石巻、海鞘漁師渥美さんです。仕事の本質を見極める哲学のある
仕事人は必ず生き残る。哲学が食材に命を吹き込む。渥美さん良いです。
宮城県石巻、海鞘漁師渥美さんです。仕事の本質を見極める哲学のある
仕事人は必ず生き残る。哲学が食材に命を吹き込む。渥美さん良いです。
3月の後半で予定されていた鈴木拓也さんの写真展「浦浦曾遊譚」が
中止になって以来、ずっと蟄居謹慎して参りましたギャラリー街道が
いよいよ始動です。街道の新しいメンバーです。1月の尾仲さんの還
暦パーティーで写真を撮っておられた。何人かの人が私に鈴木君の写
真は良いですよ。と耳打ちしてくれていました。ちょっと挨拶に行っ
てきます。6月6日(土)、7日(日)二日間限定です。11時~19時
映画館が解禁になってやっと見ることが出来ました。アリ・アスター監督の
長編第1作のホラー映画。評判通り凄い作品でした。この監督の構成力は本
当に素晴らしい。最初の1分が全てです。森の中の1軒の家、ズームで寄っ
て行きます。開けられた窓からズームで画面が寄って行くとミニチュアの家
の模型が在り二階にベットが在り誰か寝ています。さらにもう少し、寄って
行った処でリアルな大きさになりそこに父親が入って来て寝ている主人公を
起します。目覚めたピーターが見るのは悪夢であり、受け継がれてきた在る
性向です。映画は体験である以上、此処で何か言ってもあくまでも私の見方
です。それぞれがそれぞれに体験すべきです。アリアスターを単なるホラー
映画の範疇で語る様な愚は侵してはいけない事は間違いありません。
この映画を4DX版と云うので観たのです。これが失敗でした。椅子が動い
たり震えたり、吃驚するのは火が燃えるところで背中から首筋にドライヤー
の熱風が吹きつけられるのです。雨の中を歩くと天井から霧雨が少し降りま
す。アクション映画だったら良いのです。ホラーは駄目です。受動態を動か
してしまうと素直に感応する事が出来なくなってしまう。最後にピーターが
選ばれし王だと云われる処、「ペイモン、そなたは地獄(HELL)の8番
目の王なるぞ」ここで、私は震え上がります。私の座っていた椅子が「H-
8」だったのです。
新宿 Place M
6月1日(月)~6月7日(日)12:00~19:00
渋谷典子写真展 「原宿1980-日曜日のヒーローたちー」
40年前の時代の分水嶺。今また、新たな時代の幕開けを予感させる
事態を迎えています。場所をSNS等のモニター画面の中に変えて。
ステージは、個人の肉体から大きな共有意識のメタ空間へ。
毎週日曜日、関東近県から原宿へ集まり、何者かに変身して踊る若者が
多数いました。竹の子族やロックンローラー族。ナメ猫もこの時代でし
たね。私も見物に通っていました。とてつもないエネルギーでした。
今回の展示は「コダクローム64Pro」の紙焼きです。40年前の発色が
見事に甦っています。瀬戸さんに「明日なき我が身」を献本しました。
「良い写真ですね」と云って貰えました。
ゴールデン街の「こどじ」でも献本しました。お客様に買って頂きました。
同情や義侠でイニュニックから出版したわけでは無いんです。判って貰えて
安心しています。
2月に植えていた3株の菜の花から菜種が獲れました。
ここから、2・30滴の菜種油を採取しようかと考えています。
小さな処をエンエンと掘っている。そろそろ大きな世界ですね。