伊藤彩さん RAPID RABBIT HOLE

2020 年 9 月 9 日

去年の暮れからイニュニックでは通り名「段々畑本」と云い続けていた

本です。やっと完成です。それぞれ紙が違って、印刷も違って、大きさ

も違って、みんな違ってみんな良いですね。

東京、コロナ禍 

2020 年 9 月 9 日

東京コロナの街並み。痛いとしかいいようが無い。

また新しい宣伝が始まる。提灯ぶら下げて「こちらですよぉ!」

ババ引かされるのも知らぬ新首相、ご満悦。大丈夫かぁ?

マイルス・デイヴィス クールの誕生

2020 年 9 月 8 日


ルイ・マル監督の「死刑台のエレベーター」はマイルスのトランペットが

サウンドトラックです。その録音が凄い。出来上がった映画を上映します。

それを観ながら、即興で映画のシーンに合わせてマイルスは、アドリブ演

奏している。一発どり。あの1000万枚売れたと云う「カインド・オブ・

ブルー」マイルス・デイヴィス キャノンボール・アダレイ ジョン・コ

ルトレーン ビル・エヴァンス ポール・チェンバース ジミー・コブ

1曲だけ参加でウィントン・ケリー。作曲はマイルスとなっていますが、

録音に集まった面々には大まかな概要しか説明されていなかった。モード

ジャズと云うのが良く判らないのですが、映画の中でほとんど全員のアド

リブだと云われれば・・・・・。「ソー・ホワッツ」は、色んなバージョ

ンで何百回聴いたか判りません。一発目の録音はアドリブ?信じられない

事実があかされます。今さらながらマイルスの何を聴いて来たのだろうと

思わされます。私は説明文を読むのが嫌いです。写真は観る。絵も観る。

音楽は聴く。それ以外の情報はなるべく入れない。説明文を読むと頭で観

始める。そうすると心に響かなくなります。しかしです。「ソー・ホワッ

ツ」の一発目はアドリブと云われたらそれまで聴いていた音楽観は崩れて

しまいますね。揃ったメンバーたちが何をやっていたのかと考えたら・・、

凄いの一言です。

THE WICKER MAN

2020 年 9 月 7 日

1960年代は色々なモノが花開いた時代でした。そう感じた世代で

あると云う解釈の方が正確かもしれませんが、それにしても、ジャズ、

ロック、演劇、映画、ファッション、ライフスタイルと、とても多様

で面白いものが完成して行った。あくまでも世代の話であると云って

おきましょう。もう一つ大きな変化が共同体の在り方、生活スタイル

そして、男女の関係性、又はセックスのカタチ。ヒッピー、コミューン

原始共産主義、宗教的コミューンなども一杯生まれた。マンソンファミ

リー、人民寺院、バグワン・シュリ・ラジニーシ等など。その様な時代

を見て来た世代からすると「THE WICKER MAN」的世界は極ごく普通

で珍しいものでは無いのです。あの時、古い物が壊れて新しいものが生

まれた。ただそれだけ。ただ幸福と快楽を中心に置きすぎた。そして上

手く行かない理由を外の世界のせいにした。あの時代を知らない人たち

は魂げるでしょうが、たまには心の底から魂げてもよかじゃないですか?

構造が「ミッド・サマー」と少し似ています・・・。ネタ元はこちらな

んでしょうか?予約なしで当日券しかありません。2回振られて3回目

でやっと観れた。今回の奇想天外映画祭の超目玉です。

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