負けたらそこで政治家としては終了だ。

2020 年 11 月 2 日

「政治家なので任期は、しっかり務める。勝つために今やっているが、

負けたらそこで僕自身の政治家としては、終了だ。」と9月に云うて

否決されて、いつの間にか任期はしっかり務める処に行ってる。上の

セリフには二重のトリックが在って政治家として任期はしっかり務め

ると云うのと、負けたらそこで僕自身の政治家としては終了だと云う

のが矛盾しながら同列に在って論法として成立しているようですが政

治家と云うのは、作家や俳優と違って実務を行う人を云うので心情的

な逃げを打つことが出来ない職業なのである。辞めなくてはならない

のである。

昨日たまたま競馬を見ていたらあぶみに足をシッカリ入れないのが少

し驚きでした。鞭と蹴りで走らせるのですが、あれでは自分が落ちて

しまう。そのリスクを敢えて侵しながら、あの細い処の上に足を載せ

るメリットは何処にあるのだろうと注意して他の騎手も視ていたので

すがやはり同じようにあぶみに足入れない。思いやりですか?


まなざしが出会う場所へ

2020 年 11 月 2 日

生きるのが困難な場所で生きて行かざる得ない人々に会いに行き続ける

事は、その行い自体も困難を極める、肉体的にも精神的にも。然し誰か

が教えて呉れなければ、その様な人たちがどの様な状況にあるかさえ、

我々は知ることが出来ないし、なすべき順番も知り得ない。近年かって

無いほどの大量の写真が出回っているこの時代に、困難な処の写真は殆

んど目にする事も在りません。我々の表の世界からは消し去られた暗部

の様に。然し、その様な人々をその様な状況に追いやっているのは我々

です。確信犯的に判っていてそれをやっている。国境を作ってこっちに

は入って来るなと武力で脅している。地球上には生き易い処が在り困難

な処がある。風土と文化の繋がりを重視する生き方も生き易さを選ぶ生

き方もそれは全人類が選ぶことの権利としてそれは在るべきだと思いま

す。忘れ去られた人々では無いです。見て見ない振りをしている人々で

す。約80億の人々の身の上に起こっている事は、我々自身に起こって

いる事と思いたい。気候もウイルス、細菌も喜びも悲しみもみんな繋が

っている。とても大切な仕事をされている写真だと思いました

肥えだめ

2020 年 10 月 30 日

戦国時代の武将が戦の前に良質の肥えだめの場所を家来に探させると

云う話を読んだのでした。新島では、切り傷にくさやの液を塗るそう

です。病気なったら飲みもします。然し浸かっているのが食べ物です

からそれほどの違和感はないですが、肥えだめとなると少々違います

ね。歯痛の時には肥えだめの縁の皮を歯に詰めると云う民間療法が在

ります。肥えだめの良い状態の物は良いバクテリアの培養液になって

いるようで昔から様々な病気を治療する薬として使われてきました。

人間は身体の細胞の10倍もの細菌やウイルスと一緒に生きています。

個体の中でもそうなのですが、地球全体のウイルスも自分の身体の延

長と考えれば自分と地球の境目も無くなるし、他人との境も無くなり

ます。ガイアの概念とはそう云うモノだった筈なのに細菌学者は、そ

の辺何も言いませんね。八丈島の家の入口には、厠が在って来た客に

排便させ、帰る際にもまた排便させる、糞尿が貴重なお土産なのです。

健康な人の便を病気の人の腸に入れると云う健康法も在ります。

トランプVSバイデン

2020 年 10 月 29 日

昨日、目白「田の字」でモドさんと飲みました。肉食べないと云う。

それでおでん屋にしたけど、時々マクド食べると云うから厳密では

無いようです。痩せてジョブズみたいでとてもストレスフリーな人。

いつも歩いて居るから体脂肪が少ない。選挙どうなりますかと訊くと

その日のうちにバイデンで決まると云います。フェイクや陰謀論や出

鱈目を真面目な顔して云う人たちばかりなので何を信じたら良いのか

判らない。バイデン優勢の中で早速、フランスでオバマ時代の様なテロ

が起きたりする。またあの時代に戻るのかな?と思う。日本はバイデンの

方が良いのでしょう?期待を込めてバイデン優勢と云っている。

江戸時代の人は、江戸、京都間を7日で歩いたと云います。約500キロ

を1週間だから一日70キロですね。飛脚の最高記録は40時間と云いま

す。5本指のビブラムシューズ、買ったは良いけど踵がやはりキツイ。

私も歩く訓練しなければ。モドさんの生い立ち訊いてしまって、ついつい

田中屋で買ったラガブーリンを差し出してしまった。誕生日プレゼント。

活版講習

2020 年 10 月 29 日


活版機の実地講習、2回目。組み付け、版セット、インキセット、給紙、

胴入れ、微調整、凹まし加減、1枚ずつ紙入れ。裏着き防止で1枚ずつ

紙入れるのです。パウダーでは駄目ですか?と訊くと機械が真っ白にな

ってしまうと云います。紙入れたら今度は抜かなくてはいけない。

原理はオフセットと変わらないので操作ボタンだけ覚えれば大丈夫そう。

実際に触ってみると身体は反応する。動きだしたら順番は身体が勝手に

動き出す。加減はやって見なくては判らないと云われればやはりその通り。

吃驚したのが古いインキの蓋を開けると(今回使用は東洋の金赤)硬い

インキの膜が張っているのですが、それを綺麗に剥がしてインキ壺に入

れるのです。「やめましょう、そう云うのは!」と思わず言ってしまい

ました。インキの塊はピンホールの元です。私は絶対にする事の無いや

り方。ハラハラして見ていましたが、ベタの中にピンホールは現われま

せんでした。ここがブランケットを使うか使わないかの違いですね。

何と云っても尾仲さんに活版薦めて刷っている表紙なんですから。

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