ワールドカップ

2006 年 6 月 18 日

日本対オーストラリアの試合の翌日から、いきなりファールが厳しくなり、足へのタックルはすぐにイエローカード。手でひっぱると、いきなりレッドカード。おかげで、本当に美しい技術だけでプレイできるサッカーの試合が繰り広げられております。これが本当のサッカーだなと思います。

私は高校時代サッカー部に所属し、(あまり強くはありませんでした)それからずっとサッカーを観戦し続けてきましたが、こんなきれいなサッカーの試合を見るのは初めてです。殊に、ラテン系の国々はほんとうにうまい。いかにコーカソイドの国々が体格に物を言わせてきたかがよく判ります。先日のオーストラリアのファールはひどいものでした。しかし、あれがきっかけになってファールのない美しいサッカーが観戦できるようになったのですから、すばらしい事です。そして接触プレイの苦手な日本チームにとって有利に働く事と思います。ファールがない分、ゲームが止まらないので休むところがない。体力的に持久力の優れた日本は、ますます有利でしょう。あとはフォワードの決定力だけですが…。

スウェーデンのラーション(バルサのフォワード)の頭に円形脱毛症を発見しました。頭をいつも丸坊主にしているのですが、後頭部に丸くはげているところがあります。バルサのフォワードを張っているような選手でさえ、ワールドカップになると精神的にテンバってしまうのかな、と思うと気持ちの入れようが全然違うなと思いました。

心をなくす

2006 年 4 月 13 日

①近ぢか、引越しをします。(すぐ近所ですが、ほんの少し広くなります。)

②新しく四色機を導入します。

③アバナス入れました。(PDFとの二刀流で、office系ソフトのレイアウトくずれや色濁りが無くなると思います。

④ホームページ新しくします。 しばらくお待ち下さい。

毎日、忙しくてなかなか、日記が書けません。本当にありがたい事です。感謝、感謝です。帰り道で撮った夜の桜。でも何も浮かんで来なくて・・・・。だいたい、桜は、暖かい日差しに包まれた昼間の方が美しいですよね。忙しいとは、心をなくす。本当にその通りですね。心が何も感じないような状態で、いい仕事ができるはずも無いですよね。本当に反省です。

猫の開花

2006 年 3 月 4 日

「猫の恋」 春の季題

早春 猫のさかるのをいふ。真の闇夜や、白梅匂う園生、おぼろ月夜の垣根などを、物狂おしく鳴き立てて妻恋ふ猫が往き来をする。その頃の猫は、人を怖れず、雨風に怯えず、碌碌家にも落ち着かず、夜昼となく牝を恋ひ歩き、食事もろくに摂らない。そして、一週間も、十日もの後、憔悴して帰って来る。

「猫の恋 やむとき閨の 朧月」 芭蕉(虚子の新歳時記より)

猫柳と煙突。毎朝、見上げる猫柳。日に日に猫たちは、大きくなって来ています。猫の開花ももうすぐでしょう。

雨とタクシー

2006 年 2 月 20 日

天気予報では、午後から雨の予定なので雨の日仕様で出勤です。幹線道路に入ると、気合いをいれ細心の注意を払って走ります。しかし、注意を払っても細かい所をいちいち見ている訳ではなく、広角で、ボーと全体を見ながら流れに乗っています。ビデオのように風景を取り込んでいると、危険なシグナルが向こうから喚起を促してくるような感じがします。

池袋の駅前には、いつもタクシーが2、30台列を成しているのですが、今日は乗客のほうが大行列です。

「?????。」朝の8時過ぎにこれは、どうしちゃったんだろうと思いつつも、すぐに忘れます。夜はやっぱり雨になって、少し強めの雨だったので車で帰ることにしました。山の手通りに出ると、前も後ろも横もその前もタクシーだらけです。タクシーの海に漕ぎ出したかのようです。このとき朝の小さな違和感がよみがえりました。「ああ、なるほど、雨になると忙しくなるので、朝のうちはノンビリ休んで英気を養っていたのでしょう。」一つづつだと判らないけど、たくさん集まると見えてくるものって有るんですね。鮫津の自動車免許試験場で、免許証の更新をするとき、そこに集まっているのは、同じ星座の人たちばかりですよね。何か大きな特徴が現れているのかなと、いつも気になるのですが、ぜんぜん判りません。だって、天秤座には天秤座の性格があるって言うぢゃないですか。講習の教官だけには、何か見えているのかも知れませんね。扉をガラガラと開けると「おっと今日からサソリかあ~。」なんてね。

ネコな日々

2006 年 2 月 12 日

レオ、道場破りに破れる。荒くれ達を呼び寄せてしっまたのは、私です。その日は、一日中道場に佇むレオでした。腹の毛が大きく抜け落ち、その中心からは血が滲んでいます。シッポを触っても逃げようともせず、ただじっと痛みに耐えているかのようでした。・・・・・申し訳ないことをしてしまった。

サルの世界のマウンティング、犬の世界では、あお向けになって腹を見せる。人間は、笑みを浮かべながら両手を揉み合わせる。これは下位の者が上位の者に示す、服従の意思表示なのですが。先週の日曜日、早朝の公園でのことです。私の目線の先には、黒猫が二匹いました。やっと差し始めた太陽の恵みをじっと体全体で浴びていました。そこへ少し大きなドラネコが、ツツツーと近づいて来たのです。黒猫の手前、50cmぐらいのところで片足を少し浮かせて、口びるをちょっとつきだしました。すると近い方の黒猫が、ササッーと動いて、その口びるに、「チュッ」とキスするではありませんか。ドラはもう二歩動いて、もう一匹の猫にも口びるを差し出すと、もう一匹もあわてて近づき「チュッ!」。これは、やっぱり猫の世界の支配と服従の儀式なんでしょうね。初めて見たのですが、とてもかわいいです。

けんかもするけど、キスもする。猫の世界ってまるで若い恋人同士のようですね。ドラは慌ててカメラを構える私を睨みながら、舌打ちしながら去っていきました。

猫道場、閉鎖か存続か、迷っているところです。

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