ボーン・トゥ・ラン読了

2016 年 10 月 26 日

闇に吼える街のアルバムジャケット写真を初めてみた時の感想は、

繊細なナイーブそうな青年と云うものでした。先ず、「ボーントゥラン」を聴いて

「アズべりパーク」に行って「青春の叫び」。そして「闇に吼える街」でした。

力強い声とサウンドとは裏腹に華奢な線の細いイメージに少したじろいだものでした。

その理由が分かった。ねばりつくような粘着性も感じる。でも好きは好き。

ボーン・トゥ・ランのメイキングビデオを見たことがあるのですが、すべての音を

4回ぐらいづつ重ねています。0.1秒ぐらいズラスのかどうか知りませんが、

とにかく全部、音を重ねています。それであの重厚さを出しているようです。

代々木体育館でやったコンサートに行きました。興奮しすぎていても経っても

いられず、2階席の突端に行って飛び降りようとしましたが、高くて飛び降りられず、

階段を走り降りたらガードマンにつかまって、投げ飛ばされました。クゥ。

「あんた、最高だよ」と云いたかっただけなのに。バカな思い出です。

基本自画自賛が延々と続きます。ちょっとした隠し味として、遺伝的な精神疾患、

うつ病が開陳されます。スプリングスティーンの力強さの正体でもあるのでしょう。

やっぱり、「あんたは、最高だよ」

TSUKIJI WONDERLAND

2016 年 10 月 25 日

築地市場の映画。場内の仲買業者にスポットを当て一日、一年を

場内のあらゆるところを紹介した、インタビュー、ドキュメントです。

月に一回、場内をあっちに行ったりこっちに行ったり探検していますが

中々、商売の本音を腹割って喋れるわけでもなし、ただひたすら

見て、観て脳裏に焼き付けるばかりです。最後の築地なのです。

この世界が消えてしまうのです。東京に残る昭和の最後の赤線だし、

焼け跡バラックだし、闇市なのです。新しいところに行ったらこの親父たちも

この雰囲気も全て消えます。グローバル商社がしっかり仕切り、無色透明な

数字だけが行きかう世界になるでしょう。豊洲はその方向で創られているそうです。

5度以下に空調管理されたコールドチェーン。TPPに合わせて作られた巨大な冷蔵庫。

この映画は今の築地の価値を正直に正確に映しています。

有名すし店の親父たちが口を揃えて言います。私たちには魚の目利きは出来ません。

これって、凄い敗北宣言だと思いませんか?魚を見る事が出来ない。じゃー、

あんた達は、どこで仕事しとんですか?生魚って素材がすべてだと思っていました。

でも、お寿司屋さんの言い分も分かります。魚は海の中を自由に動き回ります。

四季によって海流によって、餌になるプランクトンが違うので、獲れた時期と場所に

よって魚の状態はいつも違うそうです。大間のマグロが一年中最高かと云うとそうでも

なく他の場所で獲れたモノのほうがいい場合もあるそうです。それを知っているのは、

仲買業者です。だから、信頼できる仲買に任せるんだと云います。つまり、すきやばし

次郎を支えているのはそれらの魚を仕入れる仲買さんなんですね。

ビニールジャンバー着て、長靴はいて、眉間にしわ寄せて歩いていると、誰も何も言い

ません。しかし、大体見抜かれています。値札が無いのは聞いても高い価格しか言い

ません。まず魚のキロ単価を暗記するところから始めます。

Steidl book award japan

2016 年 10 月 21 日

ゲルハルト・シュタイデルさんが来日。いよいよ選考が始まりました。

中島さんのFBで今回のシュタイデルの選考作業のボランティアの

募集は知っていたのです。一瞬応募しようかなと考えたのです。

シュタイデルの目を、審美眼をみたかったのであります。それとうちで

作った本をさりげなく、目立つところに置いたりしようかなとも考えたのですが、

そんな、あほなことを、良い年した親父がやるもんでもないし、シュタイデルの目を

観るチャンスは若い人に譲るもんだと思い諦めたのであります。

今日、お昼にやってきて明日お昼に帰ってしまいます。24時間で600点。

先日のブック・フェアーで見た限りでは良い線行っているのでは、無いかと

考えているのですが・・・・。

ボーン・トゥ・ラン

2016 年 10 月 19 日

私の一番好きなロッカーです。ですが、コンサートでは歌わないで

説教じみた喋りを延々と続けるというので、楽曲以外はどうでも良いな

とただ考えていました。この本も饒舌なスプリングスティーン節が続くのかな?と

あまり期待しないで読み始めました。

最初の方こそリズムに乗れなかったけど、すぐに引き込まれました。

初めて「ボーン・トゥ・ラン」を聞いた時、心が爆発するみたいに膨らんだけど、

ちょっとそれに近い感動があります。まだ上巻を読み終えただけだけど、

早く誰かに伝えたくて。間違いなく、読むと元気になります。

鬼子母神 御会式

2016 年 10 月 19 日

10月16日、17日、18日は、雑司ヶ谷の祭り、鬼子母神御会式。

雑司が谷に住み始めて17年なので、17回見ていることになります。

笛と太鼓でにぎやかです。この祭りに参加できないまま、ただ月日だけが

経ってしまい、また違う街に行こうかと考え始めています。

ここにも根は張れなかったなと考える今日この頃。

日々の澱が溜まると動きたくなるのは、宿命かも。

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