6年前の板垣さん

2019 年 5 月 21 日

昨日新聞を読んでいたら板垣さんの事を書かれていました。

イニュニックで刷ったコミック系の作家では、板垣さんは、ダントツに

成功された方で秋田書店のコミック誌に連載をお持ちだと云う事です。

初めてご入稿頂いたのが6年前で、原稿見てタッチと云いストーリーと

云い完成度の高さはずば抜けていました。ただ失礼ながらもうずっと御年

を召された方だと思っていたのです。その死生観は小娘のレベルでは無か

った。(失礼なこと言ってごめんなさい)新聞でお年を見て吃驚してしま

いました。現在で25歳なので当時まだ10代だったのですね。「ビースト

コンプレックス」を何度か増刷されて、デビューと相成ったのですね。

「庭とエスキース」みすず書房 

2019 年 5 月 14 日

日曜日の読売新聞書評欄で奥山さんの「庭とエスキース」が取り上げて

いました。これで今週の土曜の日経新聞と朝日新聞の書評欄取り上げて

くれたら万全なんですが・・・・。新たな写真集も期待が高まります。

本日スキャンデータが上がって来て、いよいよ作業開始です。

この本は、色んな要素が入っています。独居老人、自給自足、北海道の

四季、開拓の足跡、死に向かう覚悟、今を楽しむ気持ち、孤独、思うよ

うに動かない身体、個展の夢、端正な暮らしぶり。老いと向き合うと云

う事。歩いてきたものが作り上げる顔。全ての人に語りかけるただ生き

ると云う事。中々の良い本です。

豊洲 4:00

2019 年 5 月 13 日

姪がアメリカ人の旦那を連れて赤ちゃんと遊びに来た。

月曜日の朝、お世話になっている仲卸さんに挨拶に行くと云うので

送りがてら、まだ夜明けきらない豊洲までホイホイやって来ました。

パレット引いただけ、領地確保のそれぞれの店構え。も何も殺風景な

発泡スチロールが積んであるだけ。

えーと、この魚は何と云ったっけ。京都モンがグジと云うていた若狭で

獲れる美味いやつ。

堪忍しとくれやす!




蟹は腹と腹をくっつけてウォア~ってやるそうです。お客さんに云う話

では、無いですね。コンプライアンスの要問題点。

海老の競り。指で符丁出すのですが早い速い。何がどう決まっているのか

さっぱり判りません。

ウニの競り。ここの前の特別室にウニ箱の安置所がありました。

テーブルに1mmの違いも無く、綺麗に10段ずつ整列してありました。

他の部屋より5度ぐらい低い室温と厳粛な空気、一段で何十万ですわ

と云う言葉に戦いて近づくのも写真を撮るのも忘れていました。


土曜日の高値安値が25,000円と7,000円。今日の値段が25,000円と780円。

土曜日に出すウニと月曜日に出すウニは、モノが違うと云う事か?

喰う口が違うと云う事か?条件にもよりますが、一箱100,000円の値が

付いたことも在るようです。

青い目のサムライオイスターと云うキャラ立てをして営業を掛けなさいと

嗾けています。

サムライオイスターは、姪たちが作ったゆるキャラ。


昼前に仕事を終えた強者どもは、長靴乾燥室に長靴を掛けて帰ります。

出ている突起からは空気が出ているのか、空気を吸っているのか?

指をあててみたけど判りませんでした。思いっきり深呼吸したけど

全然臭くなかった。水虫対策ですね。

豊洲は、見て面白い場所ではなかったですね。駐車場が100台分位

しか無くて不便。帰りに寿司屋の客引きにつかまりましたが、しつ

こく引き留めようという姿が少し痛々しい。大きな出荷冷凍倉庫を

作っただけと云う感じがしました。


連休明けの始動

2019 年 5 月 7 日

今日から長い休みから復帰です。イニュニックは、二交代で

お休みを取ったので今日の出社は、半分も居ません。朝から

電話も鳴らないなって思ったら、まだ9時でしたね。 さあ五

月ですね。今月の動きで印刷業界の先行きが、何となく見える

と思います。何処が消えて何処が残るのか、正念場です。

庭とエスキース 奥山淳志

2019 年 4 月 26 日

人生の終盤にその人の生の集大成が来るんだなと思いました。

体力と気力の衰えが在るが故にその差は避けようのない本質的な部分を

曝け出しますが、普遍的なモノも同時に見せてくれます。人の生の有り

方は多様でありながら基本の部分は変わらないです。恐れや寂しさ、後

悔、諦念。しかしそれでも前を向き続ける。弁造さんは、身なりは汚い

けど本当に心は愉快で美しい。

明日、奥山さんがイニュニックを訪ねてくれるんです。

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