インターナショナルセクション、入り口にあるイニュニックブース。
造形作家の高井さんと絵本作家の森さんが来てくれて、販売してく
れました。去年一年イニュニックで創ったアートブックを手数料な
しで販売しています。売れたらそのまま作家さんへお金は行きます。
ですから作家さんも販売の手伝いに来てくれます。だけど今回は、
イニュニックにも売り物が在りました。「原民喜童話集」と「未明
02」「ペーパー&プリント」と「トートバック」売れる喜びと云うの
は儲かると云う事で、今回はとても人が多かったので大変でしたが、
売れた分心地良い疲れです。現金な物ですね。最終的に入場者数
4万人を超えたという話が伝わって来ました。来年のTABF2020は、
11月、また東京都現代美術館という線で進んでいるそうですが、空間
的に色々な制約もあり少し狭いので、隣の木場公園にテントを張って
やるという案も在るようです。そうしたらアートブックと云うコンセ
プトをもう少し広げてアートフェス&音楽フェスみたいな大きなイヴ
ェントになって行ければ面白い展開になります。大きなメディア主導
では無くこれからの人達でアートシーンを塗り替える事が出来れば、
東京に大きな目玉が出来ますね。イニュニックのブースに造形作家の
高井さんを呼んだのもそんなことを考えての事です。
こちらが川島小鳥さんの写真集。打ち合わせの段階から面白い形と云う
のに拘りました。今回、300店の出店の中で一番沢山写真集を売った
のが多分川島さんです。イニュニックでは、ヴォイドの鈴木さんが50冊
売りました。
ニューヨーク、ダシュウッドブックの須々田さん。講演を聴きました。
セッションプレスを立ち上げて一発目の写真集を造ると云う時に白羽の
矢を立てたのが写真家尾仲浩二さんであり、印刷会社イニュニックだっ
たようなのです。アメリカ人に日本の写真の力を見せつけてやるという気
持ちだったようです。次の写真集を数点打ち合わせしました。ご期待くだ
さい。