ライフ 本とわたし

2019 年 6 月 20 日 木曜日

僕流にいうと本はわたしだ。僕の中には様々な物質が蠢いていて

ホルモンや思想やひもじいややりたいと云う分子がこんがらがる

ように蠢動している。そこに新たな物質を投げ込むと何か違う物に

変化する。概念と云うのは電気信号とか気体の様な目に見えないも

のでは無くてちゃんと食べ物と同じ分子なんだと思います。

韓国ウルサンスナップ展 街道

2019 年 6 月 20 日 木曜日

街道マガジン展は韓国でも開催されている様です。街道14人衆が撮り

斬ったウルサンの街角。ウルサンはプサンの隣で日本に近い所、韓国の

お寺巡りをしたいなとずっと思いながら中々腰が上がらない。せめて中

野で韓国詣でと行きますか?

親父の日

2019 年 6 月 16 日 日曜日

朝、姪からメッセージが来た。直島に来ていて「おやじの海」の碑の写真。

おやじの海が瀬戸内だとは思いませんでした。ましてやアートの島、直島。

北海道当たりの荒れた海が演歌には似合うのですが、瀬戸内は演歌になる

のかどうか?父が亡くなる5か月前に初めて直島に父を連れてきた。平衡感

覚が狂うアート作品でこけたり、モネの絵の前で延々と芸術論を話し始め

た。そんなあれこれをいまだに思い出します。そのあと姪と合流して東京

まで来て、こんなところには住めないとすったもんだがあってそのあれこ

れを姪はじっと見ていて、直島と云えばあの夏を思い出すようです。

父の日に込められたメッセージを姪と私の関係も滲ませながら受け取って

初めてではありますが、「父の日」なるものの実感している今日なのです。

日本経済新聞 読書蘭

2019 年 6 月 15 日 土曜日

またまた、奥山さんの「庭とエスキース」

書いてくれたのは、飯沢耕太郎さん。

周回遅れのダウナーマン

2019 年 6 月 15 日 土曜日

未明のロゴマークは、天地逆でした。音楽デレクタ―の外間がイメージし

ていたのは、音の出力記号。それが逆になって心のダウナー記号になりま

した。

見返しの絵は風に飛ぶコンビニ袋です。家財道具一切を入れていた

コンビニ袋を捨てた瞬間。

表紙のテントは野戦病院のテント。傷病者が寝かされています。

装幀はあばら骨が浮き出た様な薄上製風の仮フランス装。

帯カバーの絵は、ボレッタ・シリス-フー。霧が立ち込めた山の絵です。

去年の春に私が勝手にイメージしていた本からのメッセージ。

令和になって露わになり始めた世相かも知れません。

上へ