奈良食べる通信 有機野菜

2019 年 4 月 24 日 水曜日

今月の奈良食べる通信さんもサステナビリティ。社会と地球環境と

地域の健康を守り続ける事が出来る仕組み。有機野菜、地域循環型

農業そのもを食べると云う事。食べると云う事の形而学的止揚。そ

ういえばタヌキもそんな事を云っていましたね。食べるが命を創る。

食べるが心を耕す。

さいきあまべたべる通信 霜降り鯵

2019 年 4 月 24 日 水曜日

戦時中、別府の鉄輪に疎開したり大分の杵築を頼ったり宮崎の日向の親

せきを頼ったり、九州の裏側を色々と動いて当時を忍んでいた話の中で

良く出てくるのは、やはり魚の話ですね。伊勢海老などは動きも遅いの

で簡単に捕れるみたいで小学生がおやつ代わりに食べていたと云います。

交通事情と冷蔵設備が出来るまでは、そんな時代が長く続いたと云いま

す。やまろ渡邊さんは、110年前から干物一筋で来たようです。佐伯

ならではの工夫ですね。養殖と加工は漁業の未来形だと思っています。

築地と豊洲にとんと足が向かなくなったのは、不便そうと云うのもあり

ますが、正しい食の有り方を考えるとこのような物を基本に考えなくて

はいけないと思っています。やまろさんの鯵が養殖だとは書いてはいま

せん。

水俣食べる通信 牛乳

2019 年 4 月 24 日 水曜日


水俣エコ牛乳です。水俣食べる通信を通して知る水俣の食材に共通して

いるのが環境に優しいと云う事。諸橋さんの生き方と水俣の普通がぴっ

たり一つになっています。

庭とエスキース 奥山淳志

2019 年 4 月 16 日 火曜日

去年1月にサンエムカラーさんで印刷された自費出版の写真集「弁造」は、

たった300冊造られただけでしたが、写真界で大きな話題となる出来事

でした。CATWALKのサイトの掲示板に紹介されていた物でしたが、すぐに

奥山さんのサイトに行って内容確認して購入しました。ここ何年かの興味

は、浅く広く早くと云う視線から一点を深く長くと云う視線に変化しだし

た処への「弁造」との出会いでした。弁造さんとの20年を写した写真集

です。弁造さんご自身は6年前に亡くなられておいでです。出版と同時の

個展でみすず書房の編集の方に文章にしてみませんかと声を掛けられたそ

うです。そして出来上がったのが「庭とエスキース」みすず書房 


4月16日第一刷発行です。定価3200円(税別)奥山さんから直接買

ったので私は先週から読み始めています。奥山さんは学生時代、二夏アラ

スカに行かれたようです。写真集の「弁造」もイニュニックのメールアド

レス使って注文して会社に届けてもらいました。当然星野道夫さんを御存

じの筈ですが、それより本を読んでいて感じるのは、人生観や世界観がと

ても似通っている事。奥山さんだけでは無くて弁造さんとも似ている、あ

る意味、みんな星野ワールドの中にいる。早く読み飛ばすのが勿体なくて

舐めるように読んでいます。読んだ後また長く咀嚼してずっと生きていく

事、真剣に生きている人の可愛さなどを考えています。

キクチ ヒロノリ「ALCHEMICAL GRAPHICS」

2019 年 4 月 16 日 火曜日

タコシェの中山さんと本を創っています。キクチヒロノリさんの画集

「ALCHEMICAL GRAPHICS」4月27日中野のタコシェで販売開始です。

タコシェのサイトからも買えます。変形A4サイズ:本文モノクロ96P:

コデックス装:全面金箔押しのプライクとチップボール2mm合紙:

本文b7バルキー(90.5Kg):3000円位。27日の午後は著者サイ

ン会開催。http://www.kikuchihironori.com/index.html

上記のサイトは約8年更新していませんが、画風は大きく変わってい

ます。書店員、フランス人、スペイン人、アメリカ人、あらゆる人が

「これは凄い、売れるでしょう」と申しております。中山さんは最初

自信無げに少ない予算で、こじんまりとと仰っておりましたが、打ち

合わせをしているうちにドンドン豪華な装幀になって行きました。

タコシェを皮切りにトロントのブックフェア―、6月に台湾のブック

フェア―。7月のTABFのイニュニックの看板商品。フランス、アメリカ

のアート書店で販売予定です。タコシェ中山さんの目利きは相当なもの

ですね。

金箔のデータが苦労しました。型を2回作っています。濃くした箇所と薄く

した箇所と何もしなかった画像を合体させています。

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