家族を想うとき
2019 年 12 月 19 日 木曜日起・承・転でいきなり映画は終わります。ケン・ローチから渡された
バトン。イギリスは、EU離脱します。お父さんがイギリスでお母さ
んがEUでお兄ちゃんは移民で妹はイギリス国民。なんて馬鹿な事を
考えてしまうぐらい、様々な問題が繋がりながら散らばっています。
グローバリズムと地域主義の相克だったら割と話は見やすいのですが、
ただのグローバリズムでは無くてAIグローバリズムなんですね。
家族を浸食しているのはロボットなのです。そして家族を想いやる
言葉をロボットを使って伝えるのです。福祉や働き方や家族の団欒、
コミュニケーション、それぞれ一点一点は、ちゃんと整合性が保たれ
て居る様に感じるのに、全体を俯瞰で見ると妙に気持ちの悪いパッ
チワークに見えてしまいます。こんなバトン渡して・・・・・。
しかし、我々はこれをちゃんと受け止めざる得ない。
思いあう家族であるために。