東北食べる通信 芹
2019 年 3 月 26 日 火曜日今日少し落ち着いたので東北食べる通信を読んでいたら編集長の言葉で
花巻の偉人宮沢賢治の「世界全体が幸福にならないうちは、個人の幸福は
ありえない」と云う言葉の紹介がありました。私自身もここ一ヶ月考えて
いたのが、便利である事と幸福であると云う事の違いなのでした。便利に
なったから餓死者が居なくなって観光客が増えました。この百年の進化で
す。それは大きな幸福です。それは間違いないです。人と触れ合わないで
掌に空いた窓ばかり覗き込んでいるのは、まるでナルシスでそのうちに死
んでしまう様な気がします。「お前はすでに死んでいる」byケンシロウ。
便利すぎて何もする必要のない世界。これを便利とは云わないですね。便
利の目的はみんなの幸福なんですから。周りを見ないで掌ばかり見ている
のでみんなが見えていない。ただすれ違うだけの人の幸福を願う事の出来
る社会が良い社会だし、みんなの幸福なんだと思います。
芹と云えばきりたんぽ鍋。鶏肉と豆腐ときりたんぽと芹を買って来てきり
たんぽ鍋ばかり食べて時期が20年ぐらいありました。宮城の名取の芹な
んで秋田のきりたんぽ出すのは、方向が違うだろうとのお叱りはございま
しょうが事実なんだからしょうがないです。紹介している芹鍋はきりたん
ぽが入らないだけで味付けは同じような感じです。今日も意外と寒いし、
今週金曜日も気温が下がるようです。この冬最後の鍋は芹鍋で行きましょ
うか。