港ONEWAY 中間麻衣写真展
2018 年 6 月 30 日 土曜日
写真家として一人の若者として全てを新宿で始めた尾仲さん。
当時の写真を選んでプレイスエムで写真展を開催しています。
高校卒業して尾仲さんは新日鉄君津工場で2年間働いていますが、
その5年前、17歳の夏休みに私も新日鉄君津工場で働いています。
高校二年の夏休み、大人に交じっていっぱしの顔をしたつもりで
働いていました。仕事上がりの浴場で手首から足首まで刺青を入
れた鳶職人に囲まれて熱湯の中で頑張っていた。あの当時の事を
考えると、ホント、今は手綱緩めに緩めている。ぐずぐずに近い。
夭折の日本画家 麻田鷹司
「対象の風景との間には一期一会の対決のひとときがある。ある風景が
私の風景にとなるかならないか。心が通い合えると感じたとき、ただ眼
の前の景色にすぎなかった存在が私を釘付けにし、私の風景となる。」
昨日のデザインのひきだしの表紙の写真は曇天だったためあまり
変化はありませんでした。今日は良く晴れていましたのでもう一
度撮影しました。これぐらい変化が在るとインパクトは在ります
ね。世界で初めてオフセット印刷でフォトクロミックインキを使
用したソーラー印刷。紫外線に当たると色の変化が起きると云う
モノです。我々も紫外線に当たり続けるとマツザキシゲル色に変
化していきますが室内や夜、元に戻るかと云うと元に戻りはしま
せん。しかしこのソーラーインキの発色の仕方が面白いのは紫外
線の少ない部屋に入ると徐々に薄くはなって行きますが、その色
を保持し続けるのです。カメレオンのように少しづつ色が変わっ
て行きます。今私の横にある本は元の薄いグレイに戻っています。
欠点は耐光性が低いのでこの効果が長続きしないという事。
匂いが出るインキ、温度によって現れたり消えたりするインキ、
透かしインキやブラックライトインキなど特殊な機能を持つイン
キは色々とあります。