奈良食べる通信 十津川村なめこ
2018 年 6 月 21 日 木曜日奈良県十津川村上湯川地区の上湯川きのこ生産組合、24名の方々が
作るなめこです。ここも山々、山しかない処で椎茸を作っていた処
だそうです。乾燥椎茸は懐かしく郷愁を誘う臭いの記憶です。母の
実家が大分県の竹田でここは、日本で下から2番目に貧乏な市町村
だそうです。10年前法事で訪れた時叔父に教えて貰いました。荒
城の月、岡城が在るところですが山深いところですので田んぼも
ないし、工場誘致できる平地も無い。ただ椎茸を作るより他の無
い場所なのです。実家は椎茸を乾燥して神戸の方に出荷していた
のでした。ついでに我が家にも乾燥椎茸だけは食べきれないほど
送ってもらっていたのです。高野豆腐と椎茸と人参が我が家の定
番料理。キノコは空気から出来る様な感じがします。しかし、鰻
屋の煙でご飯を食べるのと違って、しっかり栄養が有ってうま味
成分が多い。食卓に欠かせない食材です。