白石さんの灯台

2018 年 3 月 7 日 水曜日

月曜日にお客様とイニュニックの者と4人で打ち合わせをしている時に

たまたま、「白石さんの灯台」の話が出ました。全員がその写真を見て

いて、「おとぎ話の様に不思議な灯台ですね。」と話していました。

前日にフェイスブックに投稿された白石ちえこさんの写真です。とても

小っちゃくてかわいいのです。昨日も松本君と「あれほんとだと思う?」

などと話していました。「白石さんは、ほとんどフィルムしか使わないし、

フォトショップも苦手みたいですね。」と云います。薄暗い夜の岩場の

海岸に白く細長い円筒形の筒が起っていてその頭から強いビームで

光を照射しています。真横から撮ったもの。でも光は140度ぐらいの

角度で100メーター位先の足元を照らしているのです。とても不思議

なのです。白石さんは、ここ数年冬の北海道の原野に鹿を撮りに通

われています。去年やった「鹿渡り」の個展も素晴らしかった。プリントも

買いました。そして次号の未明2号にも写真を使わせて頂く予定です。

だから、あの写真のあの場所は何処かに在るんだろうと思います。

今朝、3時ごろ目が覚めた瞬間、あの灯台に会いに行こうと強く思い

ました。教えてくれては駄目ですよ。こんなにも気持ちが動くのは久し

ぶりですね。しかし、日本中の海岸をやみくもに走る訳には行きませ

んし、かといってネットで調べ始めると簡単に見つかってしまうかも知

れない。実際、フェイスブックもう一回開いて全部を詳しく読んでいくと

何処かという事が出ているかも知れない。1カ月、二か月あれこれ推理

しながら絞り込むという昔の楽しみはもう味わえないのでしょうか?もう

実物は見てしまったのだから、次の楽しみはあれを探すだけ。

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