ボーン・トゥ・ラン読了
2016 年 10 月 26 日 水曜日闇に吼える街のアルバムジャケット写真を初めてみた時の感想は、
繊細なナイーブそうな青年と云うものでした。先ず、「ボーントゥラン」を聴いて
「アズべりパーク」に行って「青春の叫び」。そして「闇に吼える街」でした。
力強い声とサウンドとは裏腹に華奢な線の細いイメージに少したじろいだものでした。
その理由が分かった。ねばりつくような粘着性も感じる。でも好きは好き。
ボーン・トゥ・ランのメイキングビデオを見たことがあるのですが、すべての音を
4回ぐらいづつ重ねています。0.1秒ぐらいズラスのかどうか知りませんが、
とにかく全部、音を重ねています。それであの重厚さを出しているようです。
代々木体育館でやったコンサートに行きました。興奮しすぎていても経っても
いられず、2階席の突端に行って飛び降りようとしましたが、高くて飛び降りられず、
階段を走り降りたらガードマンにつかまって、投げ飛ばされました。クゥ。
「あんた、最高だよ」と云いたかっただけなのに。バカな思い出です。
基本自画自賛が延々と続きます。ちょっとした隠し味として、遺伝的な精神疾患、
うつ病が開陳されます。スプリングスティーンの力強さの正体でもあるのでしょう。
やっぱり、「あんたは、最高だよ」