コンフェデ杯
2013 年 6 月 17 日 月曜日朝、スペイン対ウルグアイ戦を少し見ました。
後ろの方のパス回しには、ブーイングも起きていましたが、
足を止めさせるための催眠術には効果的だと思いました。
昨日たまたま、スペインの闘牛の記事を読んでいたのですが、
今日のスペインを見ていると、牛と闘牛士の戦いなんだなと
思いました。周辺から少しづつ攻撃して行きます。所々で剣を
突き刺して動きを弱らせます。そしてここぞという時にとどめを
さすのです。太ももギリギリのところを牛の角がかすめていく。
狭いスペースギリギリで高速パスをつないでいく、全く同じ美意識が
ある様に思います。ウルグアイが黒いユニフォームだったら、もっと
残酷に念入りに盛り上げたかもしれません。
スペインは少し恐ろしいですね。
昨日の日本対ブラジル戦。素晴らしいなと思ったのが、後半41分、
ダニエウ アウベスがボールを追いかけてキーパーのところまで
全力で走っていた事。明らかな実力差、2点リードの局面、もうすぐ終わり
というところでのあのプレーが最後の3点目を呼び寄せたのだと思います。
相手が強かろうが弱かろうが関係ない。90分の最後の最後まで力を出し切る
それが戦いだと思います。両チームがそんなゲームをすれば、どっちが勝とうが
関係ない。両方に拍手なのです。