印刷業界の行方

2020 年 10 月 22 日

上質紙が対前年比(5ヶ月対比)78.7% 教科書や報告書、コピー紙など。

A2コートは、66.3% パンフレット、カタログ、リーフレットなど。

A3コートは、75.4% ここはチラシなどです。新聞は取っていないのでチ

ラシの量が判らないのですが、輪転やさんの廃業のニュースを耳にする割に

はさほど減っていない。

微塗工紙で70.4%この辺りの紙は雑誌、カタログなどで使われます。

キャッシュレス、ペーパーレス、今回のコロナカの中で大きく話題にされ

ているニュースです。ここを省くと様々な経費を浮かせる事が出来ます。

しかし頑なに抵抗してくれている人々がいるので我々、印刷屋は助かって

います。韓国や中国の印刷屋は元々少なかったが為に一気にデジタル化に

行ってしまった。紙の種類の販売数量で大きな経済の動きが掴めます。

板紙、コート白ボール、等は85%位なのでそれほど落ちていません。こ

れらはパッケージに使われます。GO TO関係で少しづつ経済動き出すかな?

と云う流れの中で、オリンピック中止と云うニュースが飛び込んできまし

た。来月バッハ会長の口から発表されるそうです。つまりまだ当分コロナ

カは続くと云う事。これは少しダメージが大きいですね。


長寿・短命

2020 年 10 月 21 日

一昨日、南魚沼の知り合いの農家さんから今年の新米が届きました。

早速、昨日の朝炊いて頂きました。相変わらず新米は美味しいです。

これで精米30キロ。秋と春に30キロづつ送って貰って60キロ

のご飯を二人で食べています。ひと月5キロなのであまりご飯を食

べる方では無いです。週に2回4合位を炊いて朝ごはんと炊いた日

だけご飯の弁当を会社に持って行きます。それ以外はご飯は食べな

いです。夜はつまみとお酒だけ。昼はそばが多いです。小麦は殆ど

食べなくなりました。昨日の「日本の長寿村・短命村」の続きです。

私の大好きな白米が短命の理由と云うのが面白く無くて結論書きま

せんでした。この本に措いて極めて重要なサンプルの収集の時期が

意味あるのが、まだ流通がしっかりしていなくて、共同体の交流も

あまり無く、風土に縛られた労働、産物、生活をせざる負えない人

々の記録だと云う事です。魚がたくさん取れるところは、畑や水田

が少なく魚ばかりを食べざる負えない。米どころで沢山採れるから

と云って食べすぎるのは好きと云うより糖質を沢山補給しなければ

耐えられない重労働の土地なのかもしれません。それぞれの土地に

はそれぞれの理由が在ります。近藤さんは、衛生学の人なのに長生

きの研究を始めてしまったのですね。白米が短命の理由と云うのは

少し短慮です。長生きの人が沢山いる村の特徴を書きましょう。

先ず偏りのある食生活は駄目です。動物性たんぱくが多いのも駄目。

秋田の人は塩っ辛いおかずでご飯を6杯も7杯も平らげるから駄目

というのは昔の話で今はどうかは判りません。麦、稗、イモ類、野菜

を沢山食べ、大豆などの植物性たんぱくを食べ、海藻類を沢山採る。

そして、一番重要なのが死ぬまで働き続ける。生きる事とは、働き

続ける事。

日本の長寿村・短命村

2020 年 10 月 20 日

1972年の本です。定価650円。今から48年前の本です。

著者は、東北大学名誉教授・医学博士の近藤正二さん。昭和10

年頃から35年間、全国約1000ヶ所の村々を訪ね歩き、長寿

の理由、短命の理由を探求しつづけた報告書です。幻の名著と云

われている本です。現在、6000円以上しています。短命村の

食生活には恐ろしいまでの共通の特徴があります。塩分濃度なん

て単純な物ではありません。この情報には何兆円もの価値が在り

ます。おいそれとこんなところで発表する訳にはいかない。残念

ですが、とても残念ですが・・・・・。

「KISSA BY KISSA」クレイグ・モドさん

2020 年 10 月 19 日


7月から造り始めて3ヶ月やっと完成して今日、世界中のファンの方々に

届きました。DHLさんから900件配達完了の報告を受けて後約30件

が未配達。注文受けてから2か月ぐらい経ってしまったからその間に事情

が変わったのかも知れません。しかしそれらの状況は、シップコからもD

HLからも報告が入ってきます。今回の全世界発送の実験システムが上手

く行けば、イニュブックの世界配信も夢では無くなります。あとは私の英

語力。同時に1200冊の増刷も進行中です。多分これも2・3日で売り

切れるでしょう。

箔押し屋の先生に思いっきり凹まして貰いました。43mm×43mmの

四角です。

内容は、鎌倉から上京して中山道を京都までを歩いた紀行文です。英語

です。約550キロの道中の気になる喫茶店を取材した、アメリカ人の

クレイグ・モドさんの「街道を行く」です。切り口の少し面白い日本紹

介エッセイとなっています。11月3日のモドさん40歳の誕生日から

歩きはじめる東海道編。一日30キロぐらい歩いて東海道を京都まで行

ってそこから南下して大阪へ。そのまま奈良、高野山、熊野古道を南下

して熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野古道を東北に歩いて目指すは

伊勢神宮。全行程6週間の旅です。昨日、全てのホテル旅館予約したそ

うです。今年は雨が多いと嘆いておいででした。この紀行記は、3月頃

出版予定。お友達にMONKEYの柴田元幸さんが居られるようで翻訳

して呉れたら、イニュニックから出版できるなとそろばん弾く私なので

す。

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