仕事納め2006

2006 年 12 月 29 日

12月半場、過ぎても、イチョウの黄葉は残ったままで

(12/17)イブの朝、いつもの通勤路のコブシの木はもう芽吹いて来ていて(これは、今年3月に猫やなぎと間違えて、日記に書いたものです。)

うちの若いイニュ吉達は、今だ、半袖姿で、年を越そうとしております。

温暖化は、予想を上まわっている感じがします。

今年一年の御愛顧、誠にありがとうございました。

新年は、5日より、営業致します。

へなちょこ魂。

2006 年 11 月 4 日

蓄膿でいつも鼻を垂らしていて、いつも口を空けているので涎を垂らし、2才下の弟と喧嘩をしては、負けて泣いていたyo-noji。

一区を任されて、第一コーナーをトップで駆け上がって来る姿には、思わず、こみ上げてくるものがありました。

友人たちの中で、初めてできた子どもで、皆でよってたかって、オモチャ可愛がりしてしまったせいなのかと反省するところもあり、心配しながら見守ってきたけれど、「強い心をもちたい」と中学では、陸上に専念し、中距離に頭角を現し、高校2年で神奈川県では、一番になってしまいました。話には、聞き及んでいましたが、これほどとは思わず、人間ってここまで強くなれるんだと思わず感動してしまった次第です。

でも、へなちょこのyo-nojiがもっといいのは、「柔かい心」も持っていることです。yo-noji、私の分身だと思っていたのに、少しまぶしくなった。

マルシン

2006 年 11 月 3 日

私の好物は、ラーメンです。魚だしのラーメンを特に好みます。荻窪でラーメンの洗礼を受けたのが始まりです。このマルシンは、20代の頃一番良く通っていたお店です。当時は、駅前にあって、日曜日の午後の散歩は、ここがスタートでした。20年ぶりの味は、昔と変わらず、あっさりとしていても、しっかりコクと風味があり、どうしてここに帰ってこなかったんだろうと、少し後悔の昼下がりでした。私にとってNO.1は、ずっと永福町の大勝軒でしたが、なんか少し好みが変わってきたのか、味の濃いラーメンにへきえきしだした感じがします。もう年なのかなって、そりゃちょっと早い。

ボンサイ、ポータビリティ。

2006 年 10 月 27 日

一期一盆栽と固く誓っていたのですが、先日のお師匠さんの上京で、教授して貰いながら、思いのほか沢山のミニ盆栽を植えてしまいました。冷静になってよく考えたら、ミニ盆栽は水はけが良いので、毎日、朝晩水遣りをしなくてはいけません。普段の生活なら問題ないのですが、正月の帰省など家を長く空けるような場合には、彼らはみんなしょぼくれてしまいます。そこでドコニデモ持ち運べるように、岡持を造る事にしました。新幹線に乗っても周りの乗客に「あのラーメン屋さん、新幹線で出前なんかしてる、クックック。」と笑われないように上手に造らなければなりません。これがなかなか難しくて、まだ未完成です。

しかし、これでは盆栽持ち運び制度ではなくて、ただの盆栽キャリーですね。いっそのことミニ盆栽を街に放ってみようかな。その方が「あのラーメン屋さん、クックック。」なんて笑われなくても済むし、もっと美しいものが見れるかもしれない。

書籍偏愛主義

2006 年 10 月 24 日

「横浜に最大級の大型書店、開店。1,000坪で55万冊。」と新聞の広告に見つけて、ちょっと慌てたのですが、ジュンク堂のホームページを見ると、池袋店は、2,001坪(10F)で150万冊。「大丈夫、まだうちの方が大きい」と胸を撫で下ろした土曜日でした。

池袋で唯一自慢できるものがあるとすれば、ジュンク堂を置いて他はありません。ありとあらゆる専門書を揃えております。店員の方も、よく勉強されていて、地味な作家の事でも、すぐ答えが返って来ます。

日曜日の午後は、バックにクッキーとお茶を入れて、ジュンク堂まで散歩です。新刊をチェックするのも大切ですが、カバーを開けて表紙の用紙や見返し、扉等を調べて、その手触りや佇いを見るのも楽しみの一つです。センスのいいブックデザインは、ほんとに勉強になります。ですから、バターの多いクッキーは厳禁です。本を汚してしまう。「人は見る事によって、その欲望を増殖させる。」とは、羊たちの沈黙の中で、レクター博士が彼女に与えたヒントの言葉ですが、ここにいると全くその通りだと思います。ですから私は、アマゾンは苦手です。

穂村弘氏の「にょっ記」。こんな日記を書きたかった。

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