一週間

2010 年 9 月 9 日

テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャ

テュリャテュリャテュリャテュリャリャリャー

日曜日に市場に出かけ 糸と麻を買ってきた

月曜日にお風呂を焚いて

火曜日にお風呂に入り

水曜日に友達が来て

木曜日に送っていった

金曜日に糸巻きもせず

土曜日はおしゃべりばかり

恋人よこれが私の一週間の仕事です

テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャ

テュリャテュリャテュリャテュリャリャリャー

久々に腹もちのするどっしりとした小説を読みました。

シベリヤ抑留と共産党と戦前の軍事体制の話。

私はシベリヤ抑留と云うのは、そこを開墾させながら洗脳と順化を主な目的とする

ロシアの日本人に対する共産化の施策だったと思い込んでいました。

いやいやとんでもない、日本人捕虜60万人、ドイツ人捕虜、イタリヤ人捕虜を

留め置いて、戦争で荒廃したロシア国土をきれいに整備させていたなんて、ほんと

呆れてしまう。戦争が終わって旧関東軍の階級制度は無くなってしまったのに

体制を維持したまま将校や下士官たちに部下を統率させる。これも非常に

頭のいいやり方だと思います。歴史のおさらいをしながら、人間のおかしみや

狡さ汚さを取り交ぜ、大活劇に仕立てています。

終盤、物語は、マリア・ワシーリエヴナの若い芽に人間の生命の躍動感を

見事に活写しながらフィナーレを迎えます。

この膨大な陰謀と策略に満ちた暗黒の世界史をその一本の芽に収斂させて

しまうのですか?。  ・・・・・・・・・・・。

でもだから、井上ひさしさんは、凄いのかもしれません。

どんな崇高な大義や正義を掲げて国を作っても、権力者や、為政者になったとたん

何もしなくなる。

テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャ

テュリャテュリャテュリャテュリャリャリャー

2010 年 9 月 8 日

久しぶりに東京に雨が降りました。

埼玉の吉見町の印刷屋のおやじさんがやって来て、

「あー、やっと降ってくれたよ。ひと月振りぐらいだよ。畑の野菜全滅だよ。

ニラは強いから残ったけど。土がひび割れてるんだよ。」

雨に濡れながら嬉しそうです。

もう印刷屋じゃなくて、百姓になっちゃったみたいな口ぶりです。

のんびりな姿がうらやましい。

ヒラメ

2010 年 8 月 29 日

ヒラメを貰いました。60cm近い大物。

魚を釣るのは大好きだけど、食べるのはあまり好きでは無い方から

友人がいただいたそうです。食べきれないので一匹あげると云うので

喜んで頂きました。私のような魚好きの者には信じられない話です。

ネットでさばき方を調べながら、刺身とあら煮でいただきます。

いきものがかり

2010 年 7 月 28 日

いきものがかりと云うバンドは、なんとなく「神がかる」の反対の

「生きものがかる」と云うような意味合いで、デジタル世界に対峙するような

感じで名前を付けてるのかなと漠然と思っていました。

朝、「ゲゲゲの女房」の主題歌を聴いていると妖怪や幽霊や魑魅魍魎などの

あちら組に対しての「生き物係り」と云うようなシンプルな意味合いかなとも

思えます。

デジタルや妖怪や神さまたちが私らのあれやこれやを面白うしてるのは、

確かやけど比重が大きくなりすぎると、おかしゅうなってまうのも事実です。

私ら生き物は、この悲しい糞袋かも知れへん肉体の範囲内でやっていくしか

あれへん様な気がします。

子供の絵

2010 年 7 月 27 日

姪の家族がディズニーランドに行くために、上京して来ました。

朝から部屋の中を走り回る子供には閉口ですが、家の中に子供が

いるのはいいものです。

ディズ二ーランドのお絵かき教室で母親が描いたミニーの絵。

6歳の姉が描いた意地悪なミニー。

4歳の妹が描いた阿呆のミニー。

子供の目は本質を直感的に見極めているようで なんとも愉快です。

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