母の日

2013 年 5 月 13 日

朝から気持ちの良い天気。

どうしようもない壁にぶち当たって、空を見上げて「かーちゃん」と

つぶやく時には、多かれ少なかれ、「母さん助けて」というような

甘えが滲んでいると思います。一生のうちに何回かは、誰にでも

身に覚えのあることでしょう。しかしよりによって、振り込め詐欺の

別名を「母の日」に「母さん助けて詐欺」って決めるって、母の日が

詐欺の日になったみたいで、何ともいやはやであります。

これは、日本中の甘ったれた「かーちゃん信者」に対する鉄槌なので

しょうか?大いなる皮肉なのか、でもなんとなくシンクロしていて、

振り込め詐欺を聞くたびに、これから身に積まされることになるのでしょう。

しかしほんとにニュースの度に「母さん助けて詐欺」っていうのでしょうか?

悪い冗談にしか聞こえない。ほんとに。

川湯温泉で川遊び

2013 年 5 月 9 日

子供たちが気持ちよさそうに川遊びをしていたので、私たちも

川に入ってみました。川で泳ぐのは、小学校以来です。

川床から温泉が湧いているとはいえ、水は冷たい。

仰向けで水に浮かんで流れに身を任せているとだんだん、頭の中が

空になっていき、ただの物になっていきます。今回の熊野の旅は

これが一番気持ち好かった。一体になれた感じがしました。

熊野世界遺産

2013 年 5 月 8 日

散髪とかつらの店。

熊野三山は、神仏習合、廃仏棄釈の遺産ですが、

ここは、廃物利用の店?

丸々肥えた商店街のネコ。揃えた両手がいじらしい。

スナック兼焼肉。一石二鳥。

ここはやっぱりロードではなく、ランドナーが似合います。

紀伊新聞の一面のコラムに富士山の世界遺産登録についての

懸念が書かれていました。記者の人は2回上ったそうです。

20年前は空いていたけど3年前に上った時は人だらけでうんざり

してしまった。熊野の地は富士山が肉眼で見れる一番の遠隔地で

何かの縁があるが、まっ、とにかく富士山は鑑賞の山で登る山では

無いという趣旨。私も同じ意見です。でも富士山が遺産登録されると

お客取られちゃうなという思惑も見え隠れします。おととしの豪雨で

屋根の上まで水に浸かって客も来なくなってしまい、やっと今年の春

から客が戻り始めたばかりだというところだそうです。

東北を襲った貞観の大地震の5年前に貞観の大噴火があり、宝永

大地震の49日後に宝永の大噴火がありました。今の富士山はお気楽に

登れるような山ではないのです。

和歌山新宮

2013 年 5 月 7 日

連休で和歌山に行ってきました。1月にかみさんの母さんが

亡くなってもう田舎に帰ることも無くなり、久々の観光旅行です。

かねてより来てみたかった熊野です。行き当たりばったり、

泊るところが無かったら野宿でもいいよねと何も計画立てないで

新宮駅に降り立ちました。駅の観光案内所で地図と名所を聞いて

いざ歩き始めます。和歌山ラーメン、中上健次、路地、ゴトビキ岩、

神倉神社、速玉大社、熊野屋(素泊まり)。

入り道が判らなくて迷いに迷って、やっと見つけ出しました。

中上健次さんのお墓。私は墓マイラーというわけではなく、

ただ単に墓地好きというだけで、終わった人たちが静かに眠って

いるだけというのが落ち着くのです。かみさんは、まだ気持ちが

あっちの世界にあるようで、嬉しそうに草むしりしています。

墓前に手を合わせ、中上さんが亡くなってからのはるき氏の暴走ぶりを

報告させてもらいました。最近は教祖のような物言いです。神様の

ところまで降りていくと湧き出るようにお話が溢れ出すので、私にも

筋が判りませんなんて平気で言うし、みんなも「お~、素晴らしい」

などと感嘆の声を上げます。中上さん私は文学が判らなくなり

始めています。などということを草むしりのかみさんの尻を眺めながら

所在無げに考えておりました。

神倉神社。断崖絶壁の上にあるように見えるので、ひょっとして

エレベーターがあるのかなと考えてしまいました。

高さ100メートルぐらい?最大斜度45度。ここで毎年2月6日

の夜、行われるお燈祭り。2500人の氏子が手に松明をもって

一気に駆け下ります。多分日本で一番危険な祭りではないかと

又は諏訪大社の御柱祭りと双璧だろうと思います。

この石段を登って降りてみればわかります。大群衆で足下も見え

ないで駆け下りる。これはまともな神経で出来る世界では無いです。

新宮に育たなくて良かった。

ゴトビキ岩。下から見上げると亀の頭だとすぐにわかります。

女性は、素知らぬ顔でしっかりと拝んでいます。

ゴトビキ岩のすぐ後ろにあるのがこれです。

こちらは、女性でしょう。

神倉神社のそばの清め水のところで5・6人の地元の

小学生がオタマジャクシから孵ったばかりの蛙の子供を

集めて遊んでいました。その中の一番のがき大将をからかい

ながら、「ところで、君らはあの岩の上にあがったことあるかい」

と聞くと、「俺は保育園」「俺は幼稚園」などと一斉に自慢します。

岩の上まで5メートルぐらいある。小さいころから鍛えられている

のですね。なんとなく子供たちのやり取りを聞いていると、体の

大きいのも線の細い子もいるけど、みんな平等にからかいあったり、

笑いあったりしています。行き過ぎた言葉があるとガキ大将が、

「そんな言い方はねえだろう」と諭していた。

ここは、いい街だなと思いました。道を尋ねてもみんな親切です。

昔から旅人を向かい入れていた歴史があるのでしょう。

駅のそばに大逆事件の石碑がありました。明治政府から

嫌われ続けた歴史。縄文人が関西で最後に守り続けた砦。

他にもいろいろと面白いことがありましたが、続きはまた後程。

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